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- 2024/03/22
stilblu / IRIS
富山県のギター・ショップ、Blue Guitarsの自社工房にて製作・監修されるプライベート・ブランド“stilblu(スティルブルー)”。昨年5月のデビュー時に、こちらの製品ニュースでもエレクトリック・ギター2機種とアコースティック・ギター3機種のラインナップを紹介しているが、このたび注目のニュー・モデルが登場した。
レトロ・モダンな雰囲気が魅力の「IRIS(アイリス)」は、スモール・ギターの気軽な雰囲気は残しつつ本気でも使えることを目指した、stilbluの新しい提案。624ミリ(24.57インチ)のミディアム・スケールを採用し、音程の安定感とちょうど良いテンション感を実現している。そして、このモデルのために直輸入したという高感度のビクトリー・ピックアップは、繊細なニュアンスを再現。アコースティック・ギターのような表現も可能となっている。また、緑青の色合いを生かした銅や真鍮製のカスタム・ピックガードは、本来の役割やルックス面のほかにも、スモール・ギターにありがちなサステインの不足感を解消する要素としても作用するそう。さらに特筆すべきは、独自のカラー・コーディネート。ボディのアンダー・カラーとトップ・カラーのマルチ・レイヤー、ピックアップの色、緑青のさまざまな色と模様のピックガードは、自分だけのコーディネートでオーダーすることも可能となっている。
「Model-JM」は、ソリッドでシャープなサウンドが特徴。ボディのウエイト・コントロールを重視し、2ピース・ボディにアンダー・コートからオール・ラッカー(エイジド)仕様というのがデフォルトとなっている。指板はマダガスカル・ローズウッドまたはメイプル、ラジアスは184R/210R/310Rの3種類から選択可能だ。また、銅や真鍮製のオリジナル・ピックガードは、ルックス面だけでなく音色にもスパイスを加味している。さらに、フィニッシュ・カラーについても柔軟に対応。ピックガードとのコーディネートも含め、自分だけのワンオフ・モデルを実現することも可能となっている。価格は「Model-JM #030 Light Aged - White Blonde with Green」は308,333円(税別)、「Model-JM #031 Heavy Aged - 3Tone Sunburst with Copper Red」は325,926円(税別)。
stilbluでは初のベースとなる「Model-TB」は、歴史的背景が深い1ピックアップのダブル・カッタウェイ・モデル。「Model-JM」と同じく、2ピース・ボディにアンダー・コートからオール・ラッカー(エイジド)仕様がデフォルトとなっている。指板は、マダガスカル・ローズウッド/インディアン・ローズウッド/メイプルの3種類から選択可能。ピックアップは、シングルコイルながら想像以上にパワフルだ。そして銅や真鍮製のオリジナル・ピックガードは、やはりルックス面に加えて音色にもスパイスを加味している。フィニッシュ・カラーについても「Model-JM」と同様、柔軟に対応。ピックガードとのコーディネートも含め、自分だけのワンオフ・モデルを実現することも可能だ。
stilblu初のシグネイチャー「Model-S “Lava”」は、リバース・ヘッドとローステッド・フレイム・メイプル・ネックが目を引く、ギタリスト廣井謙次のモデル。ボディには1ピース・アッシュを採用し、オール・ラッカーによるマルチ・レイヤー・カラーにエイジド加工も施されている。HSH配列のピックアップは、ディマジオのミニ・ハムバッカー2基とロウ・ビンテージのシングルコイルを搭載。また、銅製のオリジナル・ピックガードを採用し、それに合わせてギター全体をマネジメントしている(エイジドの雰囲気やピックガードの模様には個体差があるため、ご了承を!)。伝統的なルックスに現代的なエッセンスも含むサウンド、そのバランスが最大の特徴と言えるだろう。こちらは受注生産となっている(納期3~6か月)。
なお、これらのモデルは5月11日(土)12(日)大阪ATCホールにて行なわれる「サウンドメッセ in 大阪 2019」に出展されるので、参加する方はぜひ開進堂楽器Blue Guitarsのブースに足を運んでほしい。自社工房での製作による魅力が存分に感じられるはずだ。
価格:¥221,296 (税別)
価格:¥325,926 (税別)
価格:¥415,556 (税別)