1997年デビューのブランド、MD Guitars。今年3月には、松原正樹も愛した名器「MD-Premier G1」のノウハウを投入し、なおかつコストパフォーマンスにも優れたフラッグシップ・モデル「G1-Reborn」を発表している。そして今回、同モデルで得た知見をトラッドなスタイルに落とし込んだリーズナブルなモデルが登場した。

　「G7-Q」は、さまざまな演奏スタイルや音楽ジャンルに対応できる、トラディショナルなSTスタイルのボディ・シェイプを採用。さらに、「G1-Reborn」でも採用されているヒールレス・カットによって、ハイ・ポジションでの演奏性を向上している。ピックアップは、オリジナルのアルニコ・ピックアップをHSH配列。ハムバッカーから生み出されるサウンドは、ブライトで芯のある仕上がり。また、リズム・カッティングに最適なハーフ・トーンは、上質な粒立ちとなっている。タップ・スイッチの装備により、ハムバッカーのコイルタップができる点も魅力だ。まさにマルチプルな演奏性を実現した、オール・ジャンルに対応可能なモデルと言えるだろう。なおカラーリングは、シースルー・ブルー（SBL）、シースルー・レッド（SR）、シースルー・ブラック（SBK）の3色が用意されている。このクオリティと弾き心地をぜひ体感してほしい。

G7-Q / SBL

G7-Q / SBL

G7-Q / SBL

G7-Q / SR

G7-Q / SR

G7-Q / SR

G7-Q / SBK

G7-Q / SBK

G7-Q / SBK

▲5ウェイ・ピックアップ・セレクター、マスター・ボリューム、マスター・トーンに加え、タップ・スイッチを装備

▲タップ・スイッチがオフのときのピックアップ・セレクターのバリエーション

▲タップ・スイッチがオンのときのピックアップ・セレクターのバリエーション