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- 2024/03/22
TBCFX / CHORUS TBCH-1
神戸元町のTONE BLUEが企画する、ハイエンドなカスタム・エフェクツ・ブランド“TBCFX”より、アリオンのコーラス・モディファイの集大成と言える新たなモデルが誕生した。
TBCFXによるアリオンのコーラス・モディファイは2007年にスタートし、その後もニーズに応じていくつかのモデルを企画・販売(最新モデルは「SCH-Z MOD」)。10年以上も使用しているというギタリスト柴崎浩(ex.WANDS~abingdon boys school、etc.)を筆頭に、プロの愛用者も多い。今回新たに発表された「CHORUS TBCH-1」は、アリオン「SCH-1」の回路から基板を起こしたということで、モディファイでもなく単なるレプリカとも異なり、これまでのモディファイのノウハウやミュージシャンの意見を取り入れて、一から製作したモデルとなっている。その特徴は、初期「SCH-1」の回路が基本になっているため、「SCH-Z」のように低域が強調され過ぎることはなく、すっきりとした明瞭なサウンド。また、アリオンではエフェクトをオンにすると音量が大きくなってしまうが、本機ではボリュームを搭載することで任意に調整できる。そして心臓部のBBDには、パーツの安定供給や適正売価を考慮し、coolaudioを採用。松下NOSとcoolaudioで2台のプロトタイプを製作し比較したところ、松下のほうが明瞭感に優れていたが、coolaudioでも遜色ないレベルに入念に仕上げたとのことだ。アリオンのコーラスの良さはそのままに、プロ・ミュージシャンの意見も取り入れつつ、機能面やサウンド面ともブラッシュアップ。明瞭で独特な揺れが得られるアナログ・コーラスとなっている。下記の増崎孝司(DIMENSION)による試奏動画も、ぜひ確認してみてほしい。ちなみに初回の販売は18台のみの予定。チェックはお早めに!
価格:¥25,000 (税別)