BOSS / RC-500
BOSSより、最高峰の音質と自由な拡張性、高い柔軟性を備えた2トラック・ルーパー「RC-500」発表された。
ギタリストやシンガーソングライター、マルチ・プレイヤーなど、ループ・パフォーマンスを新たなステージへとレベルアップさせたいミュージシャンに最適なモデル。AD/DA変換32ビット、浮動小数点演算処理によるクラス最高峰のサウンドを実現し、録音回数を重ねても原音に忠実かつクリアなサウンドを維持する。また、最大13時間のステレオ録音に対応しているため、自身の演奏を余すところなくキャプチャーできる。
豊富な入出力端子も特徴で、モノラル／ステレオ対応の入出力端子と、ファンタム電源を備えた独立のXLRマイク入力端子を搭載。トラック1とトラック2を交互に再生することで曲に展開を持たせたり、同時に再生して複雑にサウンドをレイヤーしたりすることもできる。マルチ・カラー・バックライト付きのLCDは、再生／録音／オーバーダブ／停止に合わせて色が変化。ひと目でステータスが確認できる。また、トラック・フェーダーとマイク・レベルは、ループ・フレーズを再生しながらダイレクトに調節可能。スムーズなオペレーションを実現している。
本体には3つのフットスイッチを装備し、録音／再生／停止／トラックの切り替えなどが簡単にコントロール可能。最大2つの外部フットスイッチを増設できるため、演奏スタイルに合わせて自由に機能を割り当てることができる。エクスプレッション・ペダル接続時には連続的なパラメーター制御も可能。さらに、省スペースなTRS MIDI入出力により、外部MIDI機器との連携にも対応。ドラム・マシンやDAWとのテンポ同期など、あらゆるシチュエーションに対応する。
サウンドの入出力とフットスイッチは、プレイヤーのニーズに合わせてカスタマイズできる。例えば、左右の入力信号を別々のトラックに録音したり、ギターとボーカルのサウンドを個別に出力することも可能。それぞれのフットスイッチには、内蔵エフェクトのオン／オフやリズムの再生／停止を割り当てるなど、自由自在にカスタマイズできる。カスタマイズした設定はフレーズと一緒に保存でき、いつでも呼び出すことが可能だ。
そして本機は、多様なリズムと想像力を掻き立てるLOOP FXを装備。パフォーマンスに躍動感のあるグルーブをもたらしてくれる。16種類のドラム・キットと57のプリセット・リズムを組み合わせることで、さまざまなスタイルに合わせたリズム・サウンドが構築可能。また、REPEATやSCATTER、SHIFT、VINYL FLICKといったLOOP FXを組み合わせることで、より一層ダイナミックなライブ・パフォーマンスを実現。斬新なリバース機能を使用すれば、ループ・パフォーマンスにユニークなアレンジを加えることもできる。
さらに、99のメモリーを搭載。思いついたアイデアをその場で保存でき、保存したループ・フレーズはUSB経由でバックアップ可能。PCエディター「BOSS TONE STUDIO」を使用すれば、PCからのインポートも可能となっている。これらの機能により、リアルタイムでのループ・パフォーマンスだけでなく、練習やライブでのBGM再生、ジャム・セッションなど多彩な用途で活躍する。
なお、駆動はACアダプターと単3電池4個での使用が可能な2電源方式。発売は11月を予定している。次世代のループ機能が詰まった「RC-500」は、オーディエンスの想像を凌駕したパフォーマンスを実現してくれることだろう。
価格：オープン
