Bose S1 Pro+ wireless PA system × 松井祐貴&井草聖二
- 2024/04/25
YAMAHA / THR30IIA Wireless
国内外で高い評価を得たヤマハの “第3のアンプ”「THR」に、次世代アコースティック・ギター・アンプが新登場。
2011年に登場したTHRシリーズは、ステージやスタジオを離れても、いつでもギターを弾いていたいギタリストのニーズを満たすデスクトップ・アンプとして、世界中でロングセラーを記録。2019年には第2世代が登場し、現在はワイヤレス対応の「THR30II Wireless」「THR10II Wireless」、ワイヤレス&バッテリー非採用の「THR10II」がラインナップされている。今回新たに登場した「THR30IIA Wireless」は、待望のアコースティック・ギター・アンプ。アコースティック・ギタリストのニーズに応える音、デザイン、機能性を徹底的に追求し、さらにワイヤレス機能を装備している。
進化したアコースティック・サウンドは、ヤマハ独自の先進的なマイク・モデリング技術 “VCM Technology“ を駆使して改良を重ね、大きな入力にも歪むことがないクリアでナチュラルな音質を実現。加えて、圧倒的な広がり感を生み出す “エクステンデッド・ステレオ” 効果により、高品位かつリアルなアコースティック・サウンドを生み出す。アンプ・タイプは、コンデンサー・マイク/ダイナミック・マイク/チューブ・マイクのシミュレーション・サウンドに、クラシック・ギターなどナイロン弦ギターに最適なサウンド、そしてライン入力に最適なフラット・モードを加えた計5種類。併せて、厳選された高品位なコーラスやリバーブ、ディレイなどのエフェクトとイコライザーを搭載している。
また、弾き語りを楽しむアコースティック・ギタリスト向けに、「THR」として初めてマイク入力端子を搭載。独立したボリュームとリバーブの装備により、ギターとのバランス調整が簡単に行える。マイク・プリアンプには、ヤマハがハイエンド・レコーディング機器のために独自開発した “D-PRE(ディスクリート Class-A マイク・プリアンプ)” を採用。中低域に張りと艶を持たせたスムースな質感で、開放感と空気感のあるサウンドを実現している。さらに、ギター・サウンドを左右に広げる新機能 “ステレオ・イメージャー” を装備。ギターの音に広がりを持たせることで、ボーカルをより際立たせてくれる。
そして本機は、快適な演奏を可能にするフル・ワイヤレス機能を装備。本体にワイヤレス・レシーバーを内蔵し、Line 6 のワイヤレス・トランスミッター「Relay G10T」(別売)をギターにつなぐだけで、ワイヤレス・システムならではの自由なパフォーマンスが手軽に楽しめる。また、充電式バッテリーを搭載しているため、電源を確保できない場所でも演奏が楽しめる(フル充電で連続約5時間の使用が可能)。加えて、Bluetooth機能の搭載により、外部音源に合わせての練習やセッションが可能。iOS、Android対応の無料エディター・アプリ「THR Remote」を使えば、より細かな音作りや本体では操作できない追加パラメーターをエディットすることも可能だ。
高音質での演奏動画投稿や音楽制作など、さまざまな用途にも対応しており、ヤマハの無料アプリ「Rec’n’Share(レックンシェア)」をインストールしたスマートフォン/タブレット(対応デバイスはiPhone/iPad/iPod touchのみ)をケーブル接続するだけで、自身の演奏を「THR30IIA Wireless」の高品質なサウンドそのままに撮影、録音、編集が可能。さらに、SNSでのアップロード・シェアまで簡単に行える。デバイス内に保存されている楽曲に合わせた演奏も手軽に録音できるほか、高音質な演奏動画の作成、ミックスや簡易編集、SNSへのアップロードまでをアプリ内で簡単に行え、“弾いてみた” “歌ってみた” などの動画投稿を強力にサポートしてくれる。また、スタインバーグ社製の音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」のダウンロード版ライセンスが付属。製品を購入したその日から、レコーディング・音楽制作用のオーディオ・インターフェイスとしても活躍する。
大型ステージ・アンプでも小型練習用アンプでもない “第3のアンプ” として、アコースティック・ギタリストの幅広い期待に応えてくれる「THR30IIA Wireless」。その高音質と多彩な機能をぜひ体感してほしい。
価格:オープン