グレッチより浅井健一のシグネチャー・モデルが2機種登場した。

　今回、グレッチとの製品開発にあたり、愛機テネシアンの長所を踏まえつつ、さらなる演奏性や新たなサウンドの要素、こだわりのルックスを採り入れ、シグネチャー・モデルが完成。2機種とも、既存モデル「G6119T-62 VS」のシェイプと構造をベースとしており、グレッチのホロウ・ボディの中では小ぶりな約16インチ（15-3/4インチ）幅で、パラレル・トーン・バーを採用。取り回しのしやすい、薄めの1.875インチ厚のシングル・カッタウェイ・ボディとなっている。コントロールの配列もG6119T-62 VSと同様で、ボディ・エンド側にスタンバイ・スイッチを装備し、ピックアップはTVジョーンズのハイロートロンを2基搭載。ビンテージ・トーンを実現するグレッチ・オリジナル “スクイーズボックス” ペーパー イン オイル・キャパシター（コンデンサー）や、ボリュームを絞った際にもフル・ボリュームと変わらないトーンを実現する “トレブル・ブリード・サーキット” も搭載している。加えて、高い信頼性を誇るスイッチクラフト製のトグルスイッチ（ピックアップ・セレクター＆トーン・セレクター）とアウトプット・ジャック、CTS製の500KΩリニア・ポットを採用。

　ネックはメイプルで、指板はローズウッド。フレットはビンテージ・スモールで、ゼロ・フレット仕様を採用。そして、ビグスビーB6CVTビブラート・テイルピースを搭載し、ブリッジのズレを防止するピンド仕様のローズウッド・ベースとオクターブ調整可能なアジャストマティック・ブリッジの採用も特徴となっている。さらに注目すべきは、浅井健一オリジナルのコンチョ・コントロール・ノブと、グレッチ・ロゴに加えBeautiful Death / SEXY STONES RECORDSの文字が入ったシルバー・プレキシのピックガード。これらは既存モデルにはない特別なデザインで、こだわりを感じさせる個性的なルックスが魅力だ。

　愛機テネシアンを参考にした、深い色味のダーク・チェリー・ステイン・カラーの「G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Tennessee Rose with Bigsby Lacquer」は、ニトロセルロース・ラッカー・フィニッシュも大きな特徴。ハウリング防止の効果を持つシミュレーテッド・f ホールを採用し、ヘッドストック・ロゴはエイジド・パーロイド・インレイ、指板のネオ・クラシック・サムネイル・インレイ・ポジション・マークにもエイジド・パーロイドが採用されている。

　グロス・ブラックの「G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Black Cat with Bigsby」は、浅井健一デザインによるシミュレーテッド・f ホールを採用。ヘッドストック・ロゴはマザー・オブ・パール・インレイで、指板には浅井健一オリジナル・デザインのキャット・インレイ・ポジション・マークが入れられている。2機種とも認定書とハード・ケースが付属する。

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Tennessee Rose with Bigsby Lacquer

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Tennessee Rose with Bigsby Lacquer

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Tennessee Rose with Bigsby Lacquer

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Tennessee Rose with Bigsby Lacquer

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Tennessee Rose with Bigsby Lacquer

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Black Cat with Bigsby

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Black Cat with Bigsby

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Black Cat with Bigsby

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Black Cat with Bigsby

G6119T-65KA Kenichi Asai Signature Black Cat with Bigsby