富山県のギター・ショップ “Blue Guitars” のプライベート・ブランド “NAGI GUITARS” より、初の限定モデルが登場した。

　ギター製作も手がけ、その構造を熟知したBlue Guitarsのスタッフによって監修される “NAGI GUITARS” は、木材本来の自然な風合いや色合い、そして弾き心地と強度に重きを置いたエントリー・クラスのオリジナル・ギター・ブランド。リミテッド・モデル第1弾は、デザイナー／イラストレーター “kiamu” とのコラボレーションによる「cherry Ebony」と「cherry Ivony」。ボディ・トップにデザインされているチェリー柄は、kiamuによる水彩画を独自技術で木材にプリント、さくらんぼのみずみずしさが伝わってくる繊細な表現はkiamuの手仕事による水彩画で、原画が持つ温かな雰囲気をギターのデザインに合わせて再構成している。「可愛くかっこいい」「持つだけで気分が上がる」、そんなギターをイメージしたという。なお、塗装仕上げは「cherry Ebony」がサテン・フィニッシュ（つや消し）、「cherry Ivory」がグロス・フィニッシュ（つやあり）となっており、事前のアンケート結果を元に決定したとのこと。

　もちろん、見た目だけでなく肝心のギター本体にもこだわっており、ボディ・トップにはトーン・ウッドとしてスタンダードなシトカ・スプルースの単板を採用。合板（ベニヤ）ではなく、単板（1枚板）をブックマッチで使用している。ネックは、手が小さい人でも握りやすいよう少し細めに設計しつつも、サウンドのダイナミックさを損なわないように一定の体積は残し、弾きやすさとサウンドを両立。木材はアフリカン・マホガニーで、ミドル・クラスのモデルにも引けを取らない仕様となっている。ストラップ・ピンはネック・エンドとボディ・エンドの2か所に装備しているため、ストラップの着脱も簡単だ。また、ペグはオープン・ギア・タイプを採用。ヒストリカルで、おしゃれに仕上げている。

　ちなみに、この通称 “さくらんぼギター” の魅力を伝えるアンバサダーをTikTokerでもあるMiyu（@03miyu28）が担当。約4万人のフォロワーを持ち、日本プロ・バスケットボール・リーグ（bjリーグ）富山グラウジーズのダンサーとしても活躍した彼女。ブランド・サイトでは、NAGI GUITARSとMiyuのフォト・セッションも楽しめるので、ぜひチェックしてほしい。

　※なお、取扱店舗は以下の通り。

• 関東：Xotique、Guitar Shop TANTAN、G'Seven Guitars
• 大阪：Brush Eight
• 福岡：Bottom’s Up Guitars
• 北陸：Blue Guitars、Red Guitars、Black Guitars、Green Guitars

NAGI GUITARS cherry Ebony

NAGI GUITARS cherry Ivony