ヘッドウェイの桜10周年記念モデル、第一弾としてSAKURA'24&YOZAKURA'24の全8機種が登場
- 2024/03/19
VOX / MINI GO 3
VOXより、自宅やライブ・スペース、ストリートなど、どこにでも手軽に持ち運ぶことができ、場所を選ばずに練習からパフォーマンスまで活躍する “MINI GO” シリーズが新登場。出力やスピーカー、装備の異なる3機種「MINI GO 3」「MINI GO 10」「MINI GO 50」がラインナップされている。
MINI GO シリーズは、「Cambridge50」に採用のモデリング・テクノロジー “VET” による、リアルかつ即戦力となるアンプ・モデルを搭載。VOX伝統のAC30タイプ、80年代を代表するスタック・アンプ、ブティック系アンプ、強烈な歪みが得られるハイ・ゲイン系アンプから選択できる。その他、エレアコやキーボードなどに使用できるLINE、ギターを弾きながらマイクに向かって歌ったりしゃべったりすると(マイクを接続していない場合はギターのピッキングに応じて)ギターが歌っているようなトーキング・モジュレーション効果が得られるVOCODERが新たに加えられている。エフェクトは、現代のサウンドにマッチするよう明瞭さやモデリング精度を上げ、かつ多彩なサウンド・メイクができるよう一新。エフェクト・タイプはコーラス/フェイザー/オクターブで、ディレイ/リバーブを合わせ計8種類を内蔵している。
練習やパフォーマンスにも役立つリズム・マシンには、9つのジャンル(ロック/メタル/ポップ/ブルース/ファンク/R&B/ジャズ/ラテン/ダンス)と3/5/7拍子、メトロノームを装備。それぞれに3つのバリエーションが用意され、計33種類のリズム・パターンを内蔵している。テンポやボリュームも自在に調整できるため、手軽にジャム・セッションを楽しんだり、リフやフレーズのアイディアを練ったり、リズム・キープのトレーニングなど、あらゆる場面で活躍することだろう。さらに「MINI GO 10」「MINI GO 50」はルーパー機能を搭載。ギターやマイクを使って録音したフレーズをループさせながらジャム・セッションを行ったり、オーバー・ダビングを繰り返しながらリアルタイムでパフォーマンスできる。リズム・マシンとの併用も可能で、リズム・パターン再生中にルーパーの録音を行うと、録音停止時にループの長さが小節の長さに合わせて調節(クオンタイズ機能)。また、ループ再生時にリズム・パターンを再生すると、ループの長さに合わせてテンポが自動設定される。
入出力端子も充実しており、マイク入力はボリューム調整の他にディレイ/リバーブ・エフェクトも掛けられるため、弾き語りなどにも最適。さらに、ミュージック・プレーヤーなどの外部音源の入力が可能なAUX IN端子も装備。ギター、マイクと合わせて3系統の同時入力が可能となっている。また、キャビネット・シミュレーターを内蔵したPHONES端子を搭載。レコーダーへの録音やヘッドホンでの練習にも対応している。そして電源は、市販のモバイル・バッテリーまたは付属のACアダプターの2ウェイ仕様。ストリート・パフォーマンスなど野外での演奏も楽しめる。加えてキャリング・ストラップも付属されているため、手軽に持ち運びができる。
なお「MINI GO 10」「MINI GO 50」は、モニタリングしやすいスラント機構を搭載。パワー・アンプのワッテージ切り換えも可能となっている(フル、1/10、1/100の3段階)。さらに、オプションの「VFS3」フット・スイッチを使用すれば、リズムやルーパーなどさまざまな機能を足元でコントロール可能。モード1(録音⇒再生⇔オーバーダブ…)、モード2(録音⇒オーバーダブ⇔再生…)、モード3(以前のフレーズをクリアして録音⇒再生)という3つのループ・モードを自在に組み合わせて演奏できる(本体の操作ではモード1のみ)。また、リズム(オン/オフ、バリエーションの選択、テンポ設定など)やエフェクト(オン/オフ、ディレイ/リバーブのタイム)、プログラムの切り替え(「MINI GO 50」のみ)などの操作も可能だ。そして「MINI GO 50」は、アンプやエフェクトを調整して作ったサウンドを3種類保存可能。保存したプログラムは、本体のボタンや「VFS3」フット・スイッチでも呼び出すことができる。
「MINI GO 3」「MINI GO 10」「MINI GO 50」とも、発売は3月を予定。