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- 2024/03/22
KORG / modwave
コルグはmodwaveシンセシス・エンジンを装備したシンセサイザー“modwave”を2021年6月に発売する。販売価格は未定。
コルグR&D in Californiaによる設計のmodwaveは、1985年に同社が発売したDW-8000の資産をベースに構築され、ウェーブテーブル・オシレーター、Kaoss Physics、モーション・シーケンシング 2.0 などさまざまな機能を装備する。wavestateやopsix同様、機能ごとに独立したノブ・レイアウトによってサウンドを容易にカスタマイズ可能。オシレーターには最大64波形を含んだ200以上のウェーブテーブルが用意され、それぞれが数千もの個別ウェーブとなるほか、30以上のモディファイアと13のモーフ・タイプを使ってリアルタイムにエディットができる。
左上には、x/y Kaossパッドに変調可能なゲーム物理学を組み合せた対話型コントローラー、Kaoss Physicsを装備。ボールの転がり方や跳ね返り方などをモデルに開発されており、物理的なジェスチャーによって、複雑にサウンドが変化する。
モーション・シーケンシング2.0は、wavestateのウェーブ・シーケンシング 2.0を進化させたもので、複雑にカスタマイズ可能なフレーズやモジュレーションのレコーディングが追加され、デュアル・オンボードのアルペジエーターとの相互作用によって、より複雑なフレーズやモジュレーション効果が得られる。
また、modwave Editor/Librarianが用意されており、mac OSやWindowsコンピュータを介したサウンド編集や整理が可能。USB接続によってフロント・パネル同様に動作するため、同期やデータ転送が不要。このSound Librarianソフトを使用することで内蔵大容量PCM ライブラリのサンプルを使用したウェーブテーブルのレイヤー化も可能だ。