Bose S1 Pro+ wireless PA system × 松井祐貴&井草聖二
- 2024/04/25
ALHAMBLA / CS-3 CW E2
アコースティック・ギター・マガジンの看板企画ニューギア ・サウンドチェックが、動画連載『アコギ・ソムリエ有田純弘のニューギア・サウンド・チェック』として登場。 2021年3月号 Vol.87からお届けします。
スペインのバレンシア州のブランドによるカッタウェイつきエレガット。スペイン伝統の一本棹構造を踏襲したジョイント部分は滑らかに仕上げられている。ピックアップはフィッシュマンで、ヘッドとブリッジのウッド・インレイとロゼッタが明るい雰囲気を醸し出している。ネックはトラスロッド入り。
スティール弦ギターとの持ち替えも楽。
アンプで鳴らした音はエアー感がありますね。
クラシック以外の音楽で使うことを前提にしていると思いますが、エレガットだからといって妥協した感じはないです。豊かでクリアな生鳴りにシダー特有の柔らかさが加わった音。ネックはナイロン弦ギターとしては少し細めで、スティール弦ギターとの持ち替えも楽だと思います。アンプで鳴らした音はエアー感がありますね。マイク併用ということもありますが、フィッシュマンの特性にきちんと合わせた仕込み方になっているんだと思います。
Vol.87ニューギア ・サウンドチェック掲載の15本の演奏動画はすべてYouTubeで公開中です。
本記事は、リットーミュージック刊『アコースティック・ギター・マガジン 2021年3月号 Vol.87』の記事を抜粋・転載したものです。今号表紙は浦沢直樹&六角精児の特別対談を冠したフォーク特集号。歌本小冊子を付属という特典もあるので、ぜひチェックしてみてください!
価格:オープン
有田純弘(ありた・よしひろ)
1957年生まれ。84年に渡米し、翌年、U.S.ナショナル・バンジョー・チャンピオンシップにて優勝。一時期はボストンを拠点にジャズ、ブルーグラス、民族音楽などさまざまなジャンルで活躍、さらにはベラ・フレック、デヴィット・グリスマンを始めとした数々のビッグ・ネームと共演を果たした。92年にソロ・アルバム『Whale Dance』(Strictly Country Records:SCR-28)を発表。現在はギター、マンドリン、バンジョーなどあらゆる弦楽器を操るマルチ弦楽器プレイセッションに参加。洗足音楽大学ジャズコース講師を務める傍ら、鬼怒無月や竹中俊二とのトリオ“FRETLAND”などで精力的な活動を展開している。