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  • 動画でお届けする“アコギ・ソムリエ有田純弘のニューギア ・チェック”

CREEK / Time Machine Series CJFG 1957 byアコギ・ソムリエ有田純弘

CREEK / Time Machine Series CJFG 1957

アコースティック・ギター・マガジンの看板企画ニューギア ・サウンドチェックが、動画連載『アコギ・ソムリエ有田純弘のニューギア・サウンド・チェック』として登場。 2021年3月号 Vol.87からお届けします。

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CREEK / Time Machine Series CJFG 1957

CREEK / Time Machine Series CJFG 1957

セルロイド流し込みのラージ・ピックガード。当時の風合いを再現、トップとも絶妙に馴染んでいる。

 構造や見た目はもちろん、サウンドの要となるトップ材にトリファイド・シトカ・スプルースを使用、徹底的にビンテージの味わいを再現するシリーズの、1957年製ラウンドショルダー・スタイルのモデル。トップのブレイシングもトリファイド・シトカ・スプルースを用いており、歯切れの良い音色に貢献している。

Arita's impression

ここまでくると、誰でも納得できるでしょう。
スピーディなプレイにも向いていますね。

 持った感じがとにかく軽いですね。まるで木が乾いたビンテージを手にしたかのよう。前回のCSJ 1959同様、エイジド加工もセンス良く仕上げられています。枯れたマホガニー・ボディの楽器の音の良さが再現されています。ここまでくると、誰でも“あのブランドのあの系統の音”だと納得できるでしょう。ネックの握りは丸くて、薄くはないけど厚みがある分、押弦しやすい。ナット幅も特別に広い感じがなく、スピーディなプレイにも向いていますね。

全試奏動画プレイリストを公開中!

 Vol.87ニューギア ・サウンドチェック掲載の15本の演奏動画はすべてYouTubeで公開中です。

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製品情報

CREEK / Time Machine Series CJFG 1957

価格:オープン

【スペック】
●ボディ・トップ:トリファイド・シトカ・スプルース単板 ●ボディ・サイド&バック:マホガニー単板 ●ネック:マホガニー●指板:ハカランダ ●ブリッジ:ハカランダ
【問い合わせ】
MIKI GAKKI Import & Trading TEL:06-6252-5590
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プロフィール

有田純弘(ありた・よしひろ)
1957年生まれ。84年に渡米し、翌年、U.S.ナショナル・バンジョー・チャンピオンシップにて優勝。一時期はボストンを拠点にジャズ、ブルーグラス、民族音楽などさまざまなジャンルで活躍、さらにはベラ・フレック、デヴィット・グリスマンを始めとした数々のビッグ・ネームと共演を果たした。92年にソロ・アルバム『Whale Dance』(Strictly Country Records:SCR-28)を発表。現在はギター、マンドリン、バンジョーなどあらゆる弦楽器を操るマルチ弦楽器プレイセッションに参加。洗足音楽大学ジャズコース講師を務める傍ら、鬼怒無月や竹中俊二とのトリオ“FRETLAND”などで精力的な活動を展開している。

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