King Gnu や millennium parade のメンバーとして活躍する、常田大希（Gt, Vo）と新井和輝（Ba）の初となるシグネチャー・モデルが発表された。

Fender Daiki Tsuneta Swinger

Fender Daiki Tsuneta Swinger

　「Daiki Tsuneta Swinger」は常田大希のシグネチャー・モデルで、日本製スウィンガーをベースに大幅なカスタマイズが施されている。軽量なバスウッド・ボディに、ムスタング等と同じ24インチのショート・スケールを組み合わせ、快適な演奏性を実現。メタル・カバーのソープバー・タイプ・ピックアップによる太くコシのあるサウンドも魅力で、完成以来ほぼすべてのレコーディングとステージで使用されるほど、本人の信頼を得ている。さらに、ブリッジには専用のシンクロナイズド・トレモロと、激しいアーミングにも安定したチューニングを保つロック式チューナーを搭載。メイプル指板とビンテージ・ホワイトのボディ、1プライのべっ甲ピックガードなど、オリジナルの機能とルックスを再現しながらも、本人の希望により手に取りやすい価格でのモデル化が実現した。

常田大希のコメント
　まさかフェンダーから自分の楽器が出るとは思ってもいなかったので、めちゃくちゃうれしいです。子供の頃の常田少年に教えてあげても信じないでしょう（笑）。小ぶりだけどハイパワーで、チューニングの安定感と歪みのノリが抜群なギターに仕上がってます。珍しいSwingerのボディとオリジナルのピックガード、それにシンプルかつ小洒落たカラーにもこだわりました。サイズ感が小ぶりだから、男女ともに似合うと思うし、カッティングを楽しんだり、ギャンギャンに歪ませたり、ぶん投げたり、部屋に飾ったり。この子は何をどうしてもかっこいいでしょう。

常田大希（King Gnu, millennium parade）

Fender Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition

Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition（2カラー・サンバースト）

Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition（ビンテージ・ナチュラル）

　「Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition」は、「American Deluxe Jazz Bass V」を使用してきた新井和輝のシグネチャー・モデル。2021年に日本製で復刻され、大きな反響を得た「Made in Japan Deluxe Jazz Bass V」を元にさらなるアップグレードが施されている。エレクトリック部分には、American Ultraシリーズに採用されている第5世代のウルトラ・ノイズレス・ビンテージ・ジャズ・ベース・ピックアップと、最新のプリアンプを搭載。アクティブ回路をメインに使用しながらも、パッシブのナチュラルな響きを追求している。また、ローステッド・メイプル・ネックに厳選されたローズウッド指板を採用。薄く吹かれたニトロセルロース・ラッカーが、高級感と共にこだわり抜いた木材の鳴りを最大限に引き出す。そして、本人の監修により実現したオリジナル・シェイプのグリップと小ぶりなボディは、これまでの5弦ベースになかった高い演奏性を実現している。カラーは、ビンテージの風合いを再現した粒子の粗い2カラー・サンバーストとビンテージ・ナチュラルの2色で、それぞれ本モデル限定のピックガードを搭載。さらにネック・プレートには、本モデルのために起こしたオリジナル・デザインが刻印されている。プレーンのネック・プレートも付属しており、ファンだけでなくすべてのベース・プレイヤーに届けたいという本人のこだわりが詰め込まれたモデルとなっている。

新井和輝のコメント
　僕にとってフェンダーは、すべての音楽の基盤となっているサウンドで、ルーツそのものです。今回フェンダーで自分のモデルが作れるなんて、ミュージシャン冥利に尽きる最高な時間でした。今まで使っている Fender American Deluxe を基に、わがままをすべて詰め込んだ一本に仕上げることができました。初めて5弦を弾く人からプロフェッショナルまで、いろんな人にぜひ弾いてみてほしいです。

新井和輝（King Gnu, millennium parade）

　なお、8月17日よりフェンダー正規取扱店にて先行予約を開始しており、10月下旬より販売開始を予定。2021年限定生産となっているので、ご予約はお早めに！