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ストラトキャスターFAQ

ビンテージって?
スラブボードとは?
指板による音の違いは?
ラージヘッドはいつから?
レオ・フェンダーの命日は?

このページはリットーミュージック刊「the FENDER1 STRATOCASTER」(絶版)に掲載されている内容をもとに、編集したものです。

内容には細心の注意を払っておりますが、誤りがある可能性がございますので、あくまでも参考としてご利用ください。
このページの内容についてのお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。

<さらに詳しい内容を知りたい、この本を読みたい、という方へ>

2004年10月に「フェンダー・ストラトキャスター(仮題)」として、あらたに54年製ストラトの徹底分析、メンテナンス方法などを追加した内容で再発売が決定いたしました。
この本に関する情報は弊社リットーミュージック・サイトにて発表いたしますので、お楽しみに!

 

 

 


 

■ ビンテージって?

もともとはワイン用語で、ブドウの出来がよかった年に醸造されたオールド・ワインに使われた言葉だったが、最近ではワイン以外にも広く使われるようになった。
ストラトキャスターの場合、CBS買収(1965年)以前のモデル(プリCBSと呼ぶ)を指していたが、現在ではCBS買収以降のものも含まれており、オールドもの全般を指す言葉になっている。


 

 

■ スラブボードとは?

1959年~1962年までの間に採用された、接着面がフラットなローズウッド指板。
指板が厚く、トラスロッドの穴に指板の接着面がかかっていることが特徴。
1962年以降は、指板の接着面が指板の表面に平行してカーブしているラウンドボードが採用された。
ラウンド・ボードの採用により、異なる
材木同士の接着時に起こりやすい熱膨張率の違いによる変形を防ぐことができるようになった。
また、トラスロッドの穴に接着面がかからなくなったことにより、生産性が向上したことがあげられる。

 

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■ 指板による音の違いは?

※あくまでも感覚上ですので、人により感じ方は異なります。
メイプル指板は明るい音質で立ち上がりが速く、パーカッシブなサウンド。
ローズウッド指板の中で、スラブボードはダークで芯のある感じ。アンプで強めに歪ませた場合も輪郭がしっかりとする。それに対して、ラウンドボードはメイプルネックとローズウッド・スラブボードの中間的なトーン。
明るさと輪郭をもった、オールマイティ・タイプといえる。


 


■ ラージヘッドはいつから?

CBSに買収された1965年から1983年まで採用された、大きなヘッドを指す。
デラックスさを協調する目的があったのではないかと思われる。

 

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■ レオ・フェンダーの命日は?

クレアレンス・レオ・フェンダー
1991年3月21日 老衰のためカリフォルニア州フラートンの自宅から病院に運ばれる途中で死去。
享年81歳。

 





参考文献:
「the FENDER 1 STRATOCASTER」リットーミュージック (絶版)※2004年秋、復刊予定
「THE GALAXY OF STRATS」リットーミュージック

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