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セットの組み合わせ

標準的なドラムセット

今までに紹介してきた、様々なドラムやシンバルを組み合わせたものが、ドラム・セットです。基本的には自分で必要なものを集めれば良いのですが、これからドラムを始めようという初心者にはなにが必要なのか分からないでしょうから、まずは標準的なドラムセットを購入しておくと良いでしょう。標準的なセットとは、バス・ドラム×1、タムタム×2、フロアタム×1、スネア×1、ハイハット×1、クラッシュ・シンバル×1、ライド・シンバル×1という構成です。レンタル・スタジオのドラムも大抵このセットになっています。また、このセットで販売されているドラム・セットも多いです。初めてドラム・セットを購入する時には、こういった標準的なセットを購入しても良いですし、この基本セットをベースにして楽曲に合わせてドラムの数を増やしてみたり、シンバルを足してみたりしても良いでしょう。

また、3点セットと呼ばれるセットもあります。これはタムタム、フロア・タム、バスドラが三つあることから3点セットと呼ばれているもので、これにスネア、ハイハット、シンバルを加えたものになります。このセットの歴史は古く、ビートルズなど初期のロック・ドラマーの殆どが使用していました。このシンプルなセットで様々なジャンルの楽曲に対応することが可能です。従って、まずはこの3点セットから始めてみて、必要に応じてタムを増やすなど、段階的に拡張していくのも良いでしょう。大抵のメーカーは、後からタムを増やすことができるようになっています。

ツーバス・セット

ドラムセットには、バスドラを2つ使ったツーバス・セットというものもあります。バスドラの連打を素早く行うために生まれたセットで、通常はハイハット・ペダルを踏んでいる左足で、もうひとつのバスドラを鳴らすというものです。このセットから出されるサウンドは大音量で、レンタル・スタジオでも置いてあるところは少ないようです。ドラムやパーツが増えるので、運搬やセッティング、スペース面で苦労させられるというデメリットもあります。
また、一つのバスドラでツー・バスの効果を得られるシステムもあります。ツイン・ペダルと呼ばれる、2つのペダルと連動した2つのビーターでひとつのバスドラを叩くというもので、バスドラを2つ並べる必要がありません。

ラック・システム

ドラムセットはパーツを増やせばスタンドが増えていき、ステージにおいてはマイクスタンドもセットしなければならないので、ますますスタンドだらけになってしまいます。これではセットの組み立てにも時間がかかってしまいます。そんな問題を解決するために生まれたのがラック・システムです。これは、従来のようにパーツごとにスタンドを立てるのではなく、ドラムセットの左右にまたがる大きなパイプ状のラックを置いて、これにタムタムやシンバルをセットするというものです。これにより、マイクスタンドも好きな位置に置けるようになるというメリットも生まれます。また、バスドラの上にタムタムなどがセットされていないため、バスドラに負担がかからず、バスドラを踏んだ時に出てしまうタムタムやシンバルからのノイズを防ぐことができます。その他、ドラムセットのセッティングにかかる時間が短縮されたり、多くのタムやシンバルをセットすることができる、などのメリットもあります。

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