商品の説明

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＜以下、商品説明＞

シリアルから1976年頃の製造と思われる本品は、＜スモール・ヘッド／1Pメイプル・ネック／アルダー・ボディー／Schallerペグ(ドイツ製)＞を採用した『SE800』シリーズ。

ラッカー塗装やUSピックアップを採用した「SE1000」「SE1200」などはもう少し後で発売されたようで、＜'76〜'77年度 GRECOカタログ＞で確認すると、これが「SEシリーズ」最高峰でした。

'76年当時は店主も小学生だったので、さも見てきたかのようには語れませんが、米国製オリジナル・モデルのわずか3〜4割程度の価格で日本製コピーが市場を席巻していた訳ですし、米国のFENDER陣営も心中穏やかでなかったとは思います。

実際に米国メーカーと国内コピー・モデルをめぐっての訴訟トラブルも良く知られる話で、幸いこのケースでは「FENDER USA」はGRECO製造販売元「富士弦楽器／神田商会」と業務提携する道を選択し、共同出資で「FENDER JAPAN」を設立して平和的に解決。

直後、役目を終えた「GRECO SEシリーズ」は終了...というのが国産ストラト黎明期の流れだったと見聞きします。

PUは全て「Excel」刻印入りのオリジナルで、ナットは当店入荷後に交換。その他消耗箇所となる＜ポット／コンデンサー／ジャック／一部配線材＞が交換済み、バックパネルは欠品です。

40数年前の楽器としてはネックも十分ストレート、ロッドは両方向に余裕を確認、フレット減りはそれなりにあるものの残り6割程度で、オールド系に慣れた方なら現状でも普通に使えると思います。

昭和50年代以降の国産モデルの品質と耐久性には、いつもながら感服します。(＊現代では非公認コピーモデルは不適切です)

考えてみると、FENDER JAPAN最初期の「JVシリアル」が生まれる直前まで「同じ工場で、大体同じスタッフで製造」されていた物。

となると「JVシリーズの前身モデル」と言い換え出来なくもないですし、'80年代のフェンジャパ・コレクターさんにとっても結構面白いコレクションに思えますが、まだそれほど注目されてないので結構狙い目かも。

＜We do not ship internationally＞

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＊ 営業案内の他、デジマート掲載前の新入荷情報もたまに出します。

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