商品の説明

Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。その中でも特に人気が高く、ギタリストの憧れである1959年製レスポール、通称”Burst”レスポールの最終形とも言われるモデルですが、その極めて高い人気からも1970年代のリミテッドラン・リイシュー、1982～1992年のヴィンテージ・リイシュー、そしてお馴染みのヒストリックコレクションと数々の復刻がされてきました。

2014年には一旦ヒストリックコレクションシリーズは終了し、翌2015年からは新たなシリーズとしてフルリニューアルされたTrue Historic & Historic Selectがスタートします。そして2018年、リファインされたTrue Historic Partsやハイドグルー接着、アニリンダイフィニッシュを始めとした細部のスペックを継承し、2018年にHistoric Collectionが復活を遂げます。

今回ご紹介させて頂くのは、True Historicからのリファインを引き継いだヒスコレ復活の初年度の2018年に、本国アメリカのディーラが僅かに数えるレベルの極々少数のみオーダーした特別なリミテッドエディション。オリジナルヴィンテージ以外には2003年の限定生産以外は存在しないブラジリアンローズウッド（ハカランダ）を指板に採用した特別過ぎる究極の1959バーストクローン。更には採用材は厳選されたハンドセレクト、3.79kgの超軽量個体、そしてシリアルは#9 8100⇒1959リイシュー、2018年製、ヒスコレ全体での”100”本目となるプレミアムナンバー。極めつけはファーストオーナー様が新品購入より未使用にて大切にハードケース内保管されてきた奇跡のデッドストックミントコンディション品になります。

まずそのスペックとしては、レスポールモデルの貌ともなるボディトップには厳選された極上のフィギュアドメイプルが採用されておりますが、流石ハンドセレクトだと頷けるワイルドで鮮烈なフィギュアドながら、オリジナルヴィンテージにも共通する縦の杢目とのマッチングが秀逸な奥深い味わいのあるルックスに魅了されます。更にはフィニッシュにはゲイリームーアのレスポールを彷彿させるDirty Lemonカラーを採用し、フィギュアドの良さを十二分に引き出します。ボディバック＆ネックには良質なマホガニーが採用されており、総重量は約3.79kgとTrue Historicから続くサウンド面＆プレイ面ともに考慮された素晴らしい材となっております。そして本モデルの最大の特徴でもあるブラジリアンローズウッド指板ですが、黒々としたダークなコントラストに強い黒の杢目が走る最高峰の材を採用。見た目だけでも素晴らしくありますが、認定書内にも”堅固な本物のブラジリアンローズウッド”、”誰もが欲しがる音響特性と視覚的ビジュアル”と記載がある様に、硬質かつオリジナルバーストサウンドを追求してセレクトされた事が伺えます。またパーツ類に関しても莫大な費用を投入して生まれたTrue Historicより受け継がれる拘りのパーツが採用されております。更に加えて2003年のBZFモデルと比べても別格となる、オリジナルに近付けるべく多岐に渡る研究から生まれた様々なリファインによりルックス＆サウンド共に最高のクローンへと昇華されております。

そして何より特筆したいのはこの驚愕のサウンドです。ルックスだけでなくサウンド面でも他を凌駕する素晴らしいサウンドにて魅了してくれます。搭載されたピックアップは個体ごとに設定の異なるCustom bucker×2にて、本当に現行のレスポールから出ている音なのかと驚愕するほど、オリジナルバーストを彷彿する激鳴りの個体となっております。生鳴りだけでも倍音感を多く感じ取れる極上の枯れたヴィンテージトーンは素晴らしい以外の言葉が出てきません。更にプラグインを試みてみると、これが”Burst”と呼ばれる’レスポールサウンドであって、今までのヒスコレは何だったのかと思ってしまうほどの極上のトーンを放ちます。個体としてはチャンバード加工無しで約3.79kgとレスポールモデルの常識を覆すほどの軽量な個体にかかわらず、極上の音圧感と図太いコシ、粘りのある極上のレスポールサウンドをご堪能頂けます。特にクリーン～クランチが異常なまでに味わい深く、中低域は太く芯がありながらパワーと繊細さを併せ持ち、高音域は細かなピッキングニュアンスも全て煌びやかな魅惑のトーンを奏でてくれます。またオーバードライブ時にはズバっときまるエッジ感ありながらも音の芯をシッカリ残した最高の武器となります。一度手にしたら忘れられない一生物となる素晴らしい一本です。

最後にコンディションとしては、上述の通りファーストオーナー様が新品購入後、完全なコレクション目的にてハードケース内にて大切に保管されてきた為、6年前の新品販売時より殆ど変わらない奇跡のデッドストックコンディション。ピックガード上のブランドロゴシールも貼られたままとなります。（VOS仕様の為、新品時より非常に細かなスレや金属パーツのエイジングがございます。）演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドは新品出荷時以外に触られておらず、フレットは99%コンディション。付属品類についても認定書を始めとした一式が揃っており、オリジナルハードケース内の保護緩衝材も残っております。※本モデルは認定書内にも記載があるようにハンドセレクト品となりますが、レギュラーラインでの製作ではない特別なディーラーオーダー品の為、ハンドセレクトの冊子は新品時より付属しておりません。

昨今の楽器業界全体の高騰もあり、オリジナルBurstに至っては雲の上の金額となってしまい、それに合わせてリイシューモデルも年々高騰を続けております。2003年のBZFモデルの相場としても多少の使用感がある個体でも250万円前後まで高騰を続けております。今回の一本においては、True Historicシリーズから受け継がれた最新スペック、莫大な費用と研究の賜物となる作業工程やパーツ類を採用したヒスコレ復活初年度の2018年製、そこにブラジリアンローズウッド指板とハンドセレクトウッドを加えた、言わば究極のバーストクローンモデルです。更には2018年の100本目となるプレミアムシリアル、ファーストオーナー品の未使用デッドストックコンディションという大きな付加価値もあり、適正価格としては300万円オーバーでもおかしくないコレクタブルアイテムとなりますが、今回こちら前ファーストオーナー様からの多大なるご厚意もあり、2003BZFの使用感のある個体相場と変わらない破格特価にてご案内させて頂く事となりました。世界市場で見ても数える程度の販売歴しか無いプレミアムモデルとなりますので、お気になりました方は是非この二度と無い大チャンスをお見逃しなく。