商品の説明

Paul Reed Smith社は1985年創業とギターブランドの中では新しくありつつも、世界的な大物プロミュージシャンを含む多くのギタリストに愛用され、現在ではFender社、Gibson社に肩を並べるほど、高い賞賛とその地位を築き上げました。その高いクオリティのサウンド、芸術品のようなルックス、高い演奏性によるモデルは、エレキギターの新しいスタンダードとして確立されております。

PRSにおいて最も歴史のあるフラッグシップモデルとなるCustom 24モデル。年々様々なスペックが見直されておりますが、2020年（正確には2019年後期）に多くのバージョンアップが採用されます。今回ご紹介させて頂くのは、その高い人気を誇るスペックの初年度である2020年製のCustom 24モデル。更にこちらは、10Topグレードにも負けじと劣らない強烈なフィギュアドトップにフィギュアドの浮かぶ良質なマホガニーボディ＆ネック、そして黒過ぎるローズウッド指板と素晴らしいウッドマテリアルを誇り、更には近年ダントツの高い人気を誇るOrange Tigerフィニッシュが施された一本になります。

まずそのスペックとしては、PRSの顔とも言えるボディトップのフィギュアドメイプルはなぜこれが10Topグレードではないのかと思える程、ワイルドかつハッキリと浮かび上がる極上のフィギィアドメイプルを採用。横ラインのフィギィアドと垂直に縦方向に走る杢目からも材自体の素晴らしさが伺えます。ボディバック＆ネックには薄っすらながら角度によってギラつきを感じさせる希少なフィギュアドの入った良質なマホガニーを採用。フィニッシュは近年ではダントツの高い人気を誇るOrange Tigerカラーを採用し、フィギュアドとの芸術的なマッチングを魅せ付けます。更に指板材にはVintage PRSに使用されていたハカランダを彷彿させる、真っ黒なコントラストを持つ素晴らしいインディアンローズウッドが採用され、ホワイトアウトラインに宝石のように美しい発色を持つアバロンにてバードインレイが施されております。その他としてはローズウッド突板のヘッドには筆記体ブランドロゴ、GEN III PRS Patentedトレモロブリッジ、ネックシェイプは薄めのプロフィールでテクニカルなプレイに対応するPattern Thinシェイプ、ストラップピンはロックタイプへとアップグレードされております。また2020年からのバージョンアップ内容と致しましては、フィニッシュがトップコートラッカー（NOC：Nitro Over Cellulose）へ、ペグが以前のPhaseⅢのアレンジバージョンとなるPRS Tweaked PhaseIIIロッキングチューナーへ、そしてピックアップは85/15TMよりワイヤリング技術を見直して開発された85/15TCI（チューンド・キャパシタンス・アンド・インダクタンス）へとバージョンアップを致しております。

そしてその気になるサウンドですが、流石のPRSクオリティと感じさせる、ワンランク上のサウンドをアウトプットします。ピックアップにはTed McCarty氏拘りの人気PUであるノンカバードの85/15™ピックアップのクオリティを更に向上させて85/15TCIピックアップ×2をエスカッションマウント。ヴィンテージレスポールのハムバッカーようなリッチかつ味わい深い”いなたい”トーン、シングルコイルよりもやや甘さをもつトーンの双方を併せ持ちます。また1Vol, 1Toneとシンプルなレイアウトながら5wayブレードのセレクター（フロントハム⇔フロントシングル+リアシングル⇔フロントハム+リアハム⇔リアハム+フロントシングル⇔リアハム）を採用することで、幅の広いサウンドメイキングを可能とし、かつどのセッティングでも実用的かつ正確なプレイアビリティを発揮します。また新たなTCIピックアップの特徴としてミックスサウンド時に線が細くなるといったことが解消され、PRSの意図するハイエンドたる高技術のクオリティと弾き込まれたヴィンテージ・ギターのようなフィーリングも味わえる本当に素晴らしい一本となっております。

最後に状態としては、一見して目立ったダメージこそありませんが、細かなポツ打痕がボディトップ下部、ボディバック下部に散見されます。その他としては細かなスレ程度で金属パーツの状態も良好で、それこそポツ打痕が無ければニアミントレベルとなる使用感の少ない良好なコンディションとなっております。演奏面としてはネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っており、フレットは目立った凹みも無く9部山程残っております。もちろん電装関係の不具合も無く、新品時の付属品一式（画像参照）も全て揃っており、ケースもオリジナルのブラックトーレックスケースが付属致します。

現在コロナ禍の影響もあり、どのブランドも軒並み新品価格が値上がりし、それに連動して中古相場も高騰を続けております。フラッグシップモデルとなるCustom 24モデルについては高騰前でも新品は50万円オーバー、10Topともなると75万円オーバーになります。現状の中古相場としては、10Topで60万円前後、10Topでなくとも40～50万円前後にて、今回の一本に関しては、人気の2020年以降のモデルかつ、その採用された材グレードも加味すれば適正価格は当然40万円オーバーとなりますが、こちら前ファーストオーナー様からのご厚意もあり、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。人気のOrange Tigerカラーというだけでも価値がありますが、加えて極上のウッドマテリアルを誇る一本となっておりますので、良いCustom 24モデルをお探しの方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。

◆◇Guitar Shop “Antique”◇◆
JR西川口駅より徒歩1分の好立地＆フロア総面積約130㎡。ゆったりとした落ち着きのある販売スペース＆試奏スペース、様々なご要望にお応えする設備の整ったリペアスペース、そして商品の状態管理を徹底した在庫スペースを個別におくことで、ワンランク上のショップとして生まれ変わりました。試奏環境はクリーンアンプからドライブアンプまで様々なアンプをご用意し、またリペアマンが常勤しており、ご購入時のお好みのセットアップや充実したアフターフォロー体制を完備致しております。
“Antique”では他には無いサウンドを追及し、ヴィンテージギター、ハイエンドギターを中心としたラインナップで、みなさまの一生に残る大切なギター探しのお手伝いが出来ればと思っております。Fender、Gibson、Rickenbacker、Epiphone、Gretschなどのヴィンテージギター、Paul Reed Smith、Suhr、Tom Anderson、James Tylerなどのハイエンドギター、特別なビルダーによる唯一無二のギターを揃え、皆様にとっての特別なショップになれるよう日々成長していきたいと思います。