商品の説明

1980年、再生産後何度かの仕様変更をし、頑なに独自の製法にこだわり造り続けて来たレスポール・モデル。市場のニーズに応え本格的に50年代後期のモデルをリィシューして造られたのが、HERITAGE SERIESです。
当時トップ材にキルトメイプル、指板材にはエボニーを使用し、ネックには1Pマホガニーを採用したHERITAGE 80 ELITEと、トップにフレイムメイプル、指板にはローズウッド、ネックには3Pマホガニーネックを採用したSTANDARD-80の2種類が販売されていました。
今回人気のあるSTANDARD-80が入荷致しました。
トップはメイプル、バックはマホガニー、マホガニー3Pネック、指板はローズウッド、ピックアップはオリジナルのNEW PAFがマウントされております。
良く弾かれていた楽器のようで、トップにはポツキズから米粒ほどの打痕が所々に点々と見られ、ブリッジ周りには弦高調整時に爪で付いたと思われる傷が確認できます。バックには年代相応のバックルキズが見られ、角には全体的に細かな打痕が見られます。サイドの6弦側ウェスト付近にはゴマ粒から米粒ほどの打痕が点々と見られ、ジャック付近には筋状の浅い打痕がいくつか確認出来ます。またボディバインディングの所々には、ギブソンに良く見られるクラックがいくつか見られます。もちろん問題ございません。ネック裏は演奏により塗装が薄くなっております。個人的にはむしろこちらの方がタッチが良く好みです。またネックバインディングの所々にもクラックが確認出来ます。もちろんこちらも問題ございません。
メッキパーツには年代相応の曇りや痛み、ネジ類の錆びがあります。
アッセンブリーに関しては、確認出来たポットはCTS社の80年製で、半田の付け直し痕も無い事から全てオリジナルのようです。ピックアップはフロントが80年製、リアが81年製とピックアップデイトから読み取れます。またリアピックアップのキャビティ内には「1-28-81」と手書きのデイトが書かれております。
ネックは良好な状態が保たれており、トラスロッドもキチンと機能しております。フレットには凹みがあり若干低めですが、トリッキーなプレイをしない限り問題ありません。
全体的に打痕や擦り傷等はありますが、トップに艶の残った綺麗な楽器ですまたELITEのようなキルトっぽい杢目が上品ですね！
サウンドは、丁寧な造りこみと搭載されたニューPAFにより骨太で抜けの良い「これぞレス・ポール!」といった音色で、特にドライブさせてのサウンドは格別なものがあります!既に製造されてから43年も経過している事もあり、細かな傷は多いですが、調整の良く行き届いた楽器です。またヴィンテージのような風格さえ感じられるお勧めの一本です!お探しだった方は、ぜひこの機会にご検討ください。
重量4.35KG オリジナル・ハードケース付きです。

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