商品の説明

国内に製作工房を構え、熟練した一人の職人によってあらゆるアンプ・キャビネットを手掛ける
「NEW-OLD Amplifier」
アンプ・キャビネット製作に関する知識、技術、経験を駆使し自らハンドメイドにより1台ずつ丁寧に製作しています。製品に関するマテリアルにも拘り、木材選定のみならずアンプに必要なパーツに関しても現行の流通パーツに限らず、NOSパーツなどを取り入れた製品製作も可能。
古き良き伝統と現代の優れた技術を融合することによって生まれる独自のトーンを体感いただけます。


今回、当店がオーダーしたモデルはギター用12インチ・サイズのスモール・スピーカーキャビネット。
近年は小型キャビネットを使用するニーズが増えており、ライブ、レコーディング、ホームユースにと、
あらゆるシーンで手軽に活用できるスピーカー・キャビネットです。
アンプヘッドは持っているが、音の出口となる最良のキャビネット・スピーカーを持っていないという
方には是非お試しいただきたいアイテムです。

小型ながら良質なサウンドをアウトプットするには様々な拘りが必要となります。
・アンプヘッドと相性の良いスピーカーを選択。
・解放感のあるオープンバック・タイプ、または密閉される事で明瞭度を強調するクローズドバック・タイプ。
・さらにはキャビネットの木材による重量の差によってもサウンドの違いが楽しめます。


●画像1～5(マットブラウン・フィニッシュ)　
キャビネットには厳選したバーチ材を採用。あえてクロスを貼らず、バーチ材にステイン塗装を施しています。
艶なし仕上げによる手に馴染む質感と経年変化による木の味わいを楽しんでいただけます。

サウンドの傾向を加味し、スピーカーをマウントするバッフルボードには9mm＋9mmの特殊合板を貼り合わせており、硬すぎず柔らかすぎない絶妙のトーンを生み出します。
キャビネット部の組み込みは伝統的なダブテイル・ジョイント加工が施されています。

スピーカーは、生産完了となったラベルのElectro Voice EVM-12Lを採用。
リコーンなしのオリジナル・コーン仕様。スピーカーのセンター部にEVマーク付き。
EVM-12Sよりもコーンが深い仕様ですが、非常に速いレスポンスと太くクリアな高音域～中音域が出る迫力のサウンド。
Fender、Dumble系を好む方や、海外有名ギタリストも愛用するEVM-12Lです。
トランジスタアンプはもちろん、真空管アンプ(特に6L6管、6V6管仕様)との相性は抜群です。
Marshall、Mesa/Boogieなど、ハイゲイン系の歪みも輪郭やボトムを損なわずしっかりとアウトプットしてくれます。

出力：Electro Voice EVM-12L / 200W 8Ω
サイズ：W530×H470(ゴム足含む)×D285(mm)
重量：約16kg

●画像6～8(ライトブラウン・フィニッシュ)
12インチスピーカーがキッチリと収納可能な最小限サイズのキャビネットです。
バーチ材に艶ありのステイン塗装を施しています。
グリルクロスにはBoogieにも使用されているバンブー素材を採用。
サイズ：W380×H380(ゴム足含む)×D240(mm)

●画像9～11(ナチュラル・マホガニーフィニッシュ)
全面ホンジュラスマホガニー材を使用した豪華なキャビネットです。
サイズ：W530×H470(ゴム足含む)×D285(mm)



※お客様オーダーのキャビネット、アンプ製作も承っております。
希望のサイズや仕様につきましてはお気軽にご相談ください。

※一人の職人が全ての作業工程を担っているため、月間生産台数はわずか数台のみとなっております。
完全受注生産につき、価格、納期は応相談。