商品の説明

ジョンレノンのJ-160Eは、最初ジョージと同じ1962年を手にしていましたが、この楽器はツアー途中に盗難にあってしまいました。その後、一時的にジョージのJ-160Eを演奏することもありましたが、すぐに1964年を入手しています。
この1964年J-160Eはその後のジョンの演奏に欠かせない楽器となり、ピックアップやブリッジを改造したり、塗装を剥がしてイラストを描いたりしながら愛用され続けられました。私たちが貴重な映像で数々の演奏を目にしていたあのギターです。
ちなみに盗難にあった1962年は近年発見されたこともニュースになりました。
今回の楽器は、ジョンが愛用し続けた楽器と同じ1964年製です。
ジョンと同じ年のため、世界中でプレミアムが付く楽器で、滅多に商品として出ることはありません。大変貴重なうえ、かなりコンディションが良いですので、実際に演奏はもちろん、コレクションとしても価値があると思います。
トップはスプルースで合板構造、ラダーブレイシングです。サイド、バックはマホガニーでバックは単板です。
指板、ブリッジはハカランダ、セラミックアジャスタブルブリッジです。
ペグはワンライン2コブキーストーンクルーソンで63年から64年にかけてのオリジナルです。
ピックガードはオリジナルのままです。
ピックアップはオリジナルP-90、ポット類はかなり古い時期に交換されたようです。アース処置されていて、ノイズ対策済みです。
ナットはオリジナルのままでフレットはリフレット再調整されています。ローポジションの指板に演奏で出来たへこみがわずかにありますが、プレイヤビリティーには全く影響はありません。
エンドピン部はジャックサイズにあけられていて、現在はコンバージョンピンがセットされています。このまま加工無しでLYRICのようなコンデンサーピックアップをセットすることも出来ますので、レコーディングやステージで独特なビンテージサウンドで活躍出来るようにも出来ます。
ネックヒール部にストラップピンが打ってあります。
ウェザーチェックはバリバリで色合いはかなりフェイドしたいますが、塗装の艶が綺麗に残っていて、この年代の楽器としては素晴らしく良い状態です。
よく見るとブリッジ上部にわずかなラッカースプレイ跡があります。
ナット部幅42.6ミリ程度のやや薄めのレギュラーグリップです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.4ミリ、1弦1.7ミリ程度です。アジャストサドルは上下ともに調整可能で、お好みで簡単にセット出来ます。
枯れた軽快なカシャカシャした感じのトーンですが、意外に低音の量感があり、鳴らないと言われるモデルながら、個性的でパワフル感もしっかりとあります。
雰囲気のある響きはこの楽器ならではですね。
ピックアップサウンドは甘くアコースティック感のあるトーンで、フルアコジャズギターよりも艶感のあるJ-160E独特のサウンドです。
オリジナル専用ハードケース付きで、このケースも大変貴重なものです。

出張買取はじめました！お気軽にご相談ください！