商品の説明

メンテナンスを重ねられながら、弾き込まれて来た楽器で、圧倒的な存在感のある鳴り、渋い雰囲気のあるルックスがカッコ良いです。
サザーンジャンボは1944年から、J-45の上位モデルとして発売され、現在までモデルチェンジを重ねながら続くギブソンの人気モデルです。
特にスモールガードの1955年以前の楽器は、野太くワイルドな鳴りで人気があります。大味な鳴りが特徴で、いかにもギブソンビンテージといったサウンドで鳴ります。
今回の楽器は50年代初期の中でも、デカールロゴ、ロングスロットブリッジの初期スペックで、音の良さはバツグンです。
トップはスプルース、サイドバックはマホガニー、マホガニーネック、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
ペグはクルーソンタイプのビンテージ風レプリカで、見た目は渋いですが動作はスムーズです。ナット交換、新しくリフレット調整、サドルは交換済みです。見た目には渋く焼けてウェザーチェックはバリバリで、演奏で出来たキズもかなりあり、格好の良い楽器です！
トップ向かって左側に長いヘアラインクラックの補修があり、内部に割れ止め処置済みです。ピックガード端1弦下にクラック跡があり、内部から割れ止め処置がしてあります。内部ブレイシングには再接着跡はありますが、特に加工履歴はありません。サイド塗装にはウェザーチェックから塗装剥離箇所がけっこうあります。バックは表面的な小擦りキズはかなりありますが比較的綺麗なコンディションです。
ネックバックは塗装剥がれのキズがけっこうあり、タッチアップ塗装されています。ナット部幅42.8ミリ程度のやや太目のレギュラーグリップです。12フレット上で6弦2.3ミリ、1弦1.8ミリ程度の弾き易いセッティングです。
サドルの高さの余裕はあまりありませんが、アジャストロッドの効きに余裕があり、もう少し締めて弦高を下げることも簡単に出来ます。
ただ、現在でも低いですので、これ以上下げると音のニュアンスに影響してくると思います。現状がベストか、もう気持ち高いくらいがこのギターのポテンシャルが発揮すると思います。
驚くほど野太いワイルドな量感あふれる箱鳴りです。乾いて枯れた音色で、特に低音のピッキングしたときのお腹に響いてくるようなレスポンスが素晴らしく迫力のある音色です。かなり荒っぽさのあるトーンで、繊細な響きではありませんが、一音一音の粒立ちが良く、ハイポジションまでキッチリ音が立つ感じです。
フィンガーピッキングやハイポジションでのソロプレイでもレスポンス良く鳴ります。
スモールガードの初期モデルは近年大変希少となっており、既にかなりのプレミアムプライスとなっています。今回、経年相応のキズや打痕、ウェザーチェックやクラックリペアー痕等がある為、相場よりも格安での販売です！このサウンド、コンディションでこの価格ですので、お探しだった方には是非お勧め致します！
汎用のハードケース付きです。