商品の説明

1992年製のJ-200が入荷しました。17インチ・ジャンボボディーのJ-200は「キングオブフラットトップ」と呼ばれ、ギブソンアコースティックの中でも特にロック系のミュージシャンに人気の高いモデルです。
大柄でアメリカンなデザイン、嘗てはエルビスプレスリー、ジョージハリスン、ボブディラン、日本では忌野清志郎はじめ多くのトップミュージシャンに愛用されています。
このモデルは1992年製、モンタナ州ボーズマンにアコースティック工場を創設し、本格的に1930年代～1960年代の往年の名機達を復刻しようとしたモンタナメイド初期のラインナップになります。
17インチ・ジャンボボディーのトップはスプルース、サイド、バックは杢目の美しいフレイム・メイプル、プレーンな木目の3ピース・メイプルネック、ローズウッド指板、ローズウッドのマスタッシュブリッジです。指板とブリッジに白蝶貝のインレイが施された高級感のあるルックスで、ペグはクルーソンレプリカのゴールド、メッキ褪せも少なく動作も問題ありません。
新品時から30年以上、経過していますので、ボディートップやセルバインディングが適度に色ヤケしており、見る角度によってラッカー塗装のウェザーチェックが入っています。ヘッドロゴやクラウンインレイのクリアーラッカーにも剥離がみられ、ブリッジ周辺のクリアーラッカーにも僅かな浮きがありますが修理の必要はありません。もはやセミビンテージのような渋い雰囲気となってきました。
通常使用にともなう表面的なポツキズやスリキズも僅かにみられますが、目立つキズやクラックの修理履歴はありません。年式相応の渋い雰囲気がある、大変綺麗なコンディションです。
ナットの幅：43.5mm、648mm（25.5インチスケール）です。やや平たい感じのネックグリップですが、厚みはそれほどなく、握りやすいと思います。
調整も行き届いており、フレットはリフレット済、気になる凹みはありません。12フレット上での弦高は6弦：2.4mm、1弦：1.6mm、サドルの高さにも余裕あります。演奏性良くセットアップしてあります。トラスロッドにも余裕があり、当面はメンテナンスフリーでお使い頂けます。
大柄なボディーですが、メイプルボディーのエッジの効いた歯切れの良いサウンド、低音のサスティーンがバツグンです。フラットピックのストロークではレスポンスの良いパワフルな音で鳴ります。男らしいロックンロールやカントリーミュージックが似合うサウンドとルックス、中古市場でも根強い人気があります。
2023年4月にギブソンは価格改定しており、1957 J-200ANの新品プライスは￥788.000(税込）となっております。
当時のカナダ製・ブラウンハードケース付きです。美しいメイプルの極上のJ-200をお探しの方にオススメです。