商品の説明

2019年製のALEX DE GRASSI SIGNATURE MODELです。前オーナーが数年前に国内で新品購入されたワン・オーナー物です。大切に扱われてきたニアミントコンディションの逸品です。USEDが市場に出る機会はめったにない貴重品です。
アレックス・デ・グラッシ氏はアメリカのフィンガースタイルギタリストです。繊細かつテクニカルな演奏スタイルは多くのフィンガーピッカーから高く評価されています。ローデンギターのシグネイチャーモデルは数少なく、リチャード・トンプソン氏含め、5名のギタリストのみとなっています。
ジョージローデン氏は北アイルランドで1970年代からオリジナルデザインのギターを製作していた名工ルシアーで、嘗てはヤイリギターで一部のモデルをOEM生産されていた歴史もあります。
2000年代、一時工房を離れ、ローデン氏の名前がブランドから消えますが、数年後また自身で楽器製作を再開すべく、新たに工房を立ち上げました。
フィンガーピッカーに絶大なる人気を誇り、繊細でブライトな美しいトーンとダイナミックレンジの広い豊かな鳴りが特徴です。
このモデルはジョージローデン氏が新たに立ち上げた新設工房で製作されており、受注生産によって2020年に新品にてご購入された正規輸入品です。
ボディーの全幅：402㎜のディープ・F・ベネチアン・カッタウェイボディー、ボディートップにAAAAグレードのシトカ・スプルース、目の詰んだ美しい材です。サイド＆バックに見事な杢目のAAAA・キルテッド・メイプル、メイプル＆ローズウッドの5ピースネック、エボニー指板にパーフェローウッドバインディング、ブラジリアン・ローズウッドのピンレス・ブリッジです。
セルを一切使わないウッドバインディング、ボディーには、シカモアとロックライトとマホガニーを用いたマルチ・バインディング、サウンドホールのロゼッタにパーフェローとアバロンインレイ、精巧かつ大変、美しい仕上りです。写真ではわかりにくいのですが、ピックキズ保護の為、透明のゴルぺ板が貼ってあります。
ナットの幅：46㎜、650㎜スケールです。大切に扱われてきた楽器ですので、ボディー、ネックとも凹みをともなうアテキズは皆無、フレットの消耗もありません。使用感を感じさせない素晴らしい保管状態の逸品です。
キルテッド・メイプルボディーはローズ系の材ほど重い響きではなく、メリハリの効いた立ち上がりの良い、それでいて、硬すぎない伸びやかで艶のある音色で奏でられます。軽いタッチでも繊細な指弾きでも、抜けの良いトーンで気持ち良く演奏できます。フラットピックで弾くなら、柔らかめのピックで軽くストロークするようなスタイルのほうがマッチすると思います。
弦高は、12フレット上で6弦：2.3㎜、1弦：1.6㎜、フィンガーピッカー向きに弾きやすくセットされています。650㎜スケールですので、この弦高でも充分なテンション感があります。サドルに充分な高さもあり、当面はメンテナンスフリーでお使い頂けます。
ボディーのサテンフィニッシュにテカリもみられず、ほぼ未使用に近いニアミントコンディションで入荷しました。スペックシートも付属しています。オリジナルの高級専用ハードケース付きです。
2023年現在の新品価格は￥1.198.000(税込）となっています。最高峰スペックのシグネイチャーモデルですので、お探しの方にオススメします。