商品の説明

2018年製のHD-115 ARS ATBです。2018年にHD-115×20本、HF-415×10本の計30本のみ限定製作されたプレミアムスペックです。
何がプレミアムなのかと言うと、昭和時代のヘッドウェイ工場から長きに渡って保管されてきた「デッドストック材」を使用している点です。ヘッドウェイは1977年(昭和52年）からアコギを製作しており、1984年火災によって被災してしまいます。1999年まで休眠期間があリ、2000年に復活を遂げました。燃えずに保管されてきた大変、希少で僅かな木材を惜しげもなく採用したのが今回の2018 HD-115 ARS ATBです。
この個体はワンオーナーで新品購入時から数年経っていますが、ほぼ未使用に近いニアミントコンディションです。
ボディートップはホワイト・スプルース、サイドバックはデッドストック・インディアンローズウッド、ホンジュラスマホガニーネック、指板とブリッジには大変貴重な「ハカランダ」を採用、ピックガードにもハカランダを採用した贅沢な作りとなっています。
ナット幅：43㎜、648㎜スケール、ネックはしっかり太目のラウンドネックを採用、スキャロップド・アドバンス・リアシフトXブレイシングを採用しています。Xブレイシングの交差位置をブリッジ側に下げることで音に張りを与え、トップ板の強度面でも優位な作り込みとなっています。昭和時代のデッドストック材を使いつつ、ATB（アスカ・チーム・ビルト）の最新技術を盛り込んで製作された素晴らしい作り込みの楽器に仕上がっています。指板にはアウトラインの白蝶貝のポジションマークを採用、ボディーはへリングボーントリムです。ゴトー製のオープンバックゴールドペグ、メッキの褪せもなくピカピカです。
シン・ウレタンラッカーで仕上げられたボディーはグロス・フィニッシュ、ネックバック・ヘッドトップは艶消しのサテンフィニッシュです。
ボディー、ネックとも凹みをともなうアテキズは皆無、塗装面も新品時の光沢と艶を保持しています。光にかざすとピックガードに僅かなピックキズがありますが、未使用に近いコンディションですので、フレットの消耗もありません。
ほとんど弾かれていないながらも、ストロークで弾くとガリンとパンチのあるサウンドでパワフルに鳴ります。軽いタッチでも指弾きでもレスポンス良く、一音、一音、ハッキリした音で奏でられます。ハードなタッチでのブルーグラスからソフトなタッチでのフィンガーピッキングまで演奏スタイル問わず、オールマイティーに使えるモデルと思います。
ワンオーナー物ですので、新品時のハードーケース、レンチ、タグも揃っています。新品時のメーカープライス￥420.000（税抜）のモデルです。
限定20本の貴重なリミテッドエディションですので、お探しの方にオススメです。

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