商品の説明

ジョンレノンの愛器として人気の高いJ-160Eは1979年までカラマズー工場にて生産されていました。その後、ナッシュビル工場を経て、1987年にモンタナ・ボーズマンに生産拠点を移し、1990年頃からJ-45をはじめ数々の往年の人気モデルのリィーシュ(復刻）モデルの生産が始まりました。
今回のJ-160Eは当時、ギブソンの正規輸入代理店だった山野楽器さんが日本市場向けに発注した「ヒストリック・リミテッドライン」です。
インナーオレンジラベルに「1964 J-160E」と印字されていますが、シングル・リング、1点留めのトラスロッドカバー、一つコブのクルーソンレプリカペグですので、1962年のJ-160Eスタイルになります。
ジョンレノンが愛用した1962年と1964年のJ-160Eは「ビートルズギア」と呼ばれ、ビンテージ市場では高額なプレミアムプライスとなっています。
オリジナルビンテージの1/3の価格で、1962年スタイルのJ-160Eを楽しめるのはウレシイですね。それでも新品時から20年以上経っていますので、自然な塗装面のウェザーチェックが入ってきて、表面的なポツキズやアテキズも点在していますので、セミ・ビンテージの領域に入ってきています。
お決まりのラダーブレイシング、ラミネイト・スプルーストップ、そのカシャカシャした独特のJ-160Eらしい個性的なサウンドが魅力です。
ボディートップはラミネイト・スプルース、サイド、バックはマホガニー、ローズウッド指板、タスクサドルのアジャスタブル（ADJ）ブリッジです。
ペグはクルーソンタイプ、ノブはキーストン一ツコブです。ロッドカバーのネジは1点留めです。
マグネティック・ピックアップはP-90、ブリッジプレートにアースプレートを装着、ノイズ対策処理済です。P-90はサイドジャックです。P-90ピックアップはナチュラルで甘さのあるマグネティックタイプのピックアップです。
P-90をメインにしてアンプで鳴らす場合は、ブロンズ弦よりエレキギターで使用するニッケル弦がオススメです。
新品時から20年以上経過していますので、通常使用でついたスリキズ、ポツキズがトップに点在しています。ボディーバックに服のボタンやクロスでついたスリキズもみられますが、年式からみればすこぶる綺麗な極上コンディションです。ハットノブの「TONE」の文字が書いてあるメタルプレートが欠損しています。大きく目立つキズやクラックはありません。
見る角度によって、塗膜のヒビ（ウェザーチェック）がみられ、ビンテージ風のルックスが良い感じです。
ナット幅：43.5㎜(実測）のレギュラーグリップです。弦高も弾きやすく12フレット上で6弦：2.6㎜、1弦：1.8㎜に調整済です。アジャスタブルブリッジですので、簡単にご自身で調整できます。
ラダーブレイシング、ラミネートトップ、アジャスタブルサドルの三要素から成るカシャカシャの個性的なサウンドは雰囲気タップリです。
近年、中古市場でも少なくなってきたモデルの一つです。お探しの方にオススメします。オリジナルハードケース付きです。

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