商品の説明

1982年のフェンダー・ジャパン設立時からラインナップしていた1962年製をモチーフとしたストラトキャスターの復刻モデル「ST62」シリーズ。


製造年を判定するためによく利用されるのがシリアル・ナンバーです。

本機のシリアル・ナンバーは、ネック・ヒールの「MADE IN JAPAN」印字部に添えられた「K016xxx」。
これは、当時のフェンダー・ジャパン社の公式資料によると1990年から1991年に使用されたものとのこと。

そして、実際に本機のネック・エンドには鉛筆書きで「8-10-91」（1991年8月10日に木加工が終了）と記されています。


本機のモデル材はアルダーではないと思われますので、当時のラインナップ中のST62-500またはST62-480というグレードになります。
（カタログでは500と480の仕様の違いが明記されていませんので特定できません。）


本機はボディサイドや裏側を中心として、全体的に小傷が多い外観と言えるかもしれません。

しかし、全体的にはきれいな印象を受けると思います。

ボディ・カラーは「3TS」（３トーン・サンバースト）。
経年変換によってサンバーストの赤味が褪色した色合いを再現しています。


ネックは現在ストレートな状態です。

まだトラスロッド・ナットの締め込みに余裕がありますので、今後の反りにも対応可能です。

完全調整を施していることもあり、現在１弦12フレット上で約1.1㎜という低い弦高でも、音詰まりやビリツキなどなく演奏できています。

フレットの残り山は70パーセント程度だと思われますので、しばらくは交換不要です。


パーツ類は細部に至るまで完全にオリジナル状態（新品当時のまま）です。


ピックアップは国産品（オリジナル・パーツ）です。
プラスティック・ボビン・タイプですが、決してクォリティの低いサウンドではありません。


ポットやジャックもオリジナルですが、ガリ・ノイズなどなく正常に動作しています。

ただし、本機にも採用されている国産の５段切り替えレバー・スイッチ（YM-50）は、長期間スイッチを動かさないと接触不良を起こしやすいので、定期的に動作させるようにしたほうが良いです。
（接触不良が起きた場合は接点復活材の塗布で回復します。）


なお、当店ではすべての中古／ヴィンテージ楽器に徹底的な清掃／詳細点検／完全調整を施しています。

その具体的な内容は当店ホームページ内の「ヒストリーク ギターズの完全調整システム」
http://www.hgt.jp/bcs.htm をご参照ください。


オリジナルのソフト・ケースが付属します。
ポケット部分に白い文字で「Fender」と印字されている、黒いナイロン製のものです。


ご来訪の際には、当日でも結構ですので事前にお知らせください（予約制にさせていただいております）。
なお、当事業所は店舗ではないこと(住宅街の木造一軒家）、また店主ひとりで小売販売以外の様々な業務も行なっていることなどの理由から、ご来訪は当日または直近にご購入を検討されている方に限らせていただきます。
申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです。


通信販売をご利用の場合、発送先により送料が異なりますのでお見積もりさせてください。
(佐川急便を利用し、荷物サイズ＝160で発送する予定です。）

通信販売のお手続きについての詳細は、下記「その他のURL」をクリックしていただき、当店ホームページ内の「通信販売」（http://www.hgt.jp/mailorder.htm）をご覧ください。

海外発送はできません。
（We do not ship our items outside Japan.）