商品の説明

1950年代のツイード・カバーリング期のチャンプ外観をの再現したモデルとして、1991年後半頃にフェンダー・ジャパンから発売された「ツイード・チャンプ」。

そのスプリング・リバーブ付きデラックス・バージョンとして、'92年から'95年頃にかけて発売されていたのがこの「ツイード・チャンプ・リバーブ」です。

恐らく生産期間は１年程度と短期間だったこともあり、流通量の少ないモデルです。


USA製のツイード生地が貼られたコンパクトなキャビネット（幅343mm X 高322mm X 奥行192mm）に、８インチ（約20cm）スピーカーを搭載。

重量はカタログ・データでは８Kgですが、本機の実測値では7.54Kgでした。


出力は５ワットで、真空管には12AX7 X １本、6V6GTA X １本を使用。

コントロールは、ボリューム／トレブル／ベース／リバーブ。

リバーブ回路には、贅沢にも名器Accutronics製のスプリング・リバーブ・ユニット（タンク）を使用しています。


外観は1950年代ツイード・チャンプ風ですが、回路的には1964年以降の「トーレックス」期のチャンプにリバーブ・エフェクトを付加したようなけ設計です。

従いまして、'50年代のツイード・チャンプのようなワイルドな歪みではなく、ゲインの控えめなクリーン・トーンが持ち味だと言えます。


本機はキャビネットのツイード生地やスピーカー・サランネット（グリル）に多少の変色（日焼け）が見られるものの、それらに破けなどのない綺麗な外観です。

もちろん木部本体に凹みなどもありません。

コントロール・パネルなどの金属パーツに大きなサビや曇りなどもありません。


電気回路は徹底的な点検を行ないました。

すべてオリジナル・パーツが残っています。

消耗品として取り扱われる電解コンデンサもまだ交換不要な状態と判断しました。

電気回路は一切の不具合なく正常に動作します。


真空管も当時のオリジナルと思われるのものが残されています。

「Fender」文字の印刷が消えてしまっていますが、構造や形跡、状況からオリジナル品と判断しました。

真空管も点検／測定を行ないましたが、劣化は進んでいませんので、まだまだ交換不要です。


真空管等の消耗パーツを除き、1年間保証しています。
（遠方の方の場合、初期不良を除き、修理依頼の際の送料はご負担ください。）


ご来訪の際には、当日でも結構ですので事前にお知らせください（予約制にさせていただいております）。
なお、当事業所は店舗ではないこと(住宅街の木造一軒家）、また店主ひとりで小売販売以外の様々な業務も行なっていることなどの理由から、ご来訪は当日または直近にご購入を検討されている方に限らせていただきます。
申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです。


通信販売をご利用の場合、発送先により送料が異なりますのでお見積もりさせてください。
(佐川急便を利用し、荷物サイズ＝140で発送予定です。）

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（We do not ship our items outside Japan.）