“ホイッスル・サウンド”も実現可能なロー・ノイズ・ワウ

ARTEC/APW-7

取材&文:山本彦太郎/撮影:星野俊   情報掲載日:2012/01/10この商品を探す

ワウ・ペダルの弱点であるポット部にマグネティック・フィールド・センシングという独自技術を用い、ノイズや劣化の防止を狙った1台。RANGEつまみで周波数帯を調整できる他、共鳴を加えるWHISHツマミで、まるで発振しているかのような強烈な“ホイッスル・サウンド”を作り出すことも可能だ。

ARTEC/APW-7 デモ演奏 by 手島いさむ

Teshima's Impression

WHISHコントロールで倍音を強調できますね

 これはペダルも軽めで扱いやすいし踏み幅も広いので、ラフにザカザカ弾きたい人にはいいですね。音的にはモダンでワイド・レンジ。特に低域側が広くて、戻し切って低音弦を弾くと少し音が潜っちゃうかな。変化のカーブは、高域に行くに従って急になる感じなので、そのへんは慣れが必要だと思います。ただ、モダンに作られているぶんパイパスした時の音抜けも良いですね。面白いのはWHISHというコントロールで、可変周波数のピークをいじれるのかな? 上げすぎるとワーミーみたいな効果になってしまいますけど、設定次第では倍音をうまく強調できますね。クリーンと合わせると、なんとなくフェイザー的な音も作れますよ。クセは強いモデルですけど、エフェクターとしてはアリです。

 

 

 

 

 

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ARTEC/APW-7
9,345円
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