名機チューブ・スクリーマーのオリジナル・メーカーが展開する
アナログ感覚が特徴的なブースター&ディレイ

MAXON DB10/AD10

[ブースター/ディレイ]   価格:19,950円(DB10)/20,790円(AD10)この商品を探す

▲MAXON DB10/AD10

 マクソンを展開する日伸音波製作所は1966年の創業。あのオーバードライブの名機チューブ・スクリーマーのオリジナル・メーカーで、“メイド・イン・ジャパン”の地位向上を担ってきた。現在も、真空管搭載モデルやリイシュー・シリーズなど多数を展開しているが、このDB10とAD10も含め、いずれもアナログ感覚が特徴と言えるだろう。
 DB10はCleanとVintageという独立2系統を備えたデュアル・ブースターで、各々最大約20dBのブーストが可能。音量だけのアップとリード向きなパンチのあるブーストを使い分けられるという、“コロンブスの卵”的なモデルだ。
 AD10は、最大600msのディレイ・タイムを持つアナログ・ディレイ。丸みのある独特なディレイ音色と、過激なフィードバックが魅力だ。

NOMURA's IMPRESSION

“一巡して戻ってきたというか温故知新ですよ”

野村:DB10は面白いね。クリーン・ブーストは意地でもボリュームだけ上げるっていう感じで、ビンテージ・ブーストは少しアンプに負荷がかかって、“おいおい待ってくれよ”って感じで歪み始めます。つまり、2つのブースターがひとつに収まっているわけで、これはすごい。単体で発売されても評価されていたんじゃないかな。どちらも歪みの時により効果がわかって、クリーンはそのまま音量だけアップ、ビンテージはよりハイが出て抜ける音になるセッティングもできる。特に試してほしいのはクリーンで、フルまで行っても歪みません。
 AD10はまさにアナログ・ディレイって感じ。好きな人にはたまらないでしょ。テープ・エコーほどチューニングや高音が落ちないし、デジタルっぽさもない。一巡して戻ってきたというか、温故知新ですよ。原音のまま繰り返して減衰させようっていう潔さがあるし、逆に今の若い子には新鮮じゃないかな。昔よくあったように、ツマミにゴムを付けて、足でディレイ・タイムをコントロールしたりっていうのにもハマるよね。
 今時のタップ機能付きモデルとかもいいけど、これも楽しめるんじゃないかな。コピーは“今の時代に足りないサイケを!”って感じ?

▲MAXON DB10/AD10

▲AD10の特徴を表すBBD素子のアイコン。音のバケツ・リレーという表現がピッタリだ。

▲両者とも電池ボックスと基板は隔離されており、余計なトラブルを防いでいる。

[SPECIFICATIONS]
【DB10】●コントロール:LEVEL(Clean Ch)、LEVEL(Vintage Ch)●入出力:イン(Clean、Vintage)、アウト(Clean、Vintage)●電源:ACアダプター(9-18VDC、センター・マイナス)、9V電池 ●サイズ/重量:70(W)×113(D)×56(H)mm/290g ●価格:19,950円
【AD10】●コントロール:DELAY、BLEND、REPEAT ●入出力:イン、アウト ●電源:ACアダプター(9VDC、センター・マイナス)、9V電池 ●サイズ/重量:70(W)×113(D)×56(H)mm/ 330g ●価格:20,790円

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