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新生FENDER RUMBLEシリーズを三島想平(cinema staff)が徹底試奏!

Fender Rumble BASS AMPS

  • 文:機材解説:伊藤大輔(キャプションを除く) 撮影:八島崇 動画編集:伊藤大輔 翻訳:守屋智博(シェーン・ニコラス・インタビュー)

2004年に誕生した、小型軽量かつコストパフォーマンスの高いフェンダーのベース・アンプ、RUMBLEシリーズ。そんな同シリーズが今年、ゼロから再設計され新シリーズとして生まれ変わった。さらなる軽量化やデザインの一新に加え、大小さまざまなサイズの10モデルがラインナップに登場し、世代やジャンルを問わず、幅広く受け入れられるアンプへと進化したのである。ここでは三島想平(cinema staff)の試奏インプレッションを中心に、そんな新生RUMBLEシリーズの魅力に迫ってみたい。まずは全10機種のラインナップのなかから、サイズの異なる4つのモデルを紹介していこう。どんなシチュエーションにも対応できる、豊富なラインナップと最適化された機能に注目だ。

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RUMBLE 500 HEAD & RUMBLE 410 CABINET


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三島's impression──「持ち運びのしやすいコンパクトさでこのクオリティってすごいですよね」

 やっぱりシリーズで一番ハイグレードなだけあって、レンジが広いぶん音に豊かさがありますね。4バンドEQも3つのトーン・キャラクター・スイッチも、低音は深いところまで再現してくれます。あと、これは全モデルに共通して言えることなんですけど、トレブルの効き方がマイルドで耳に痛くない感じや、ミッドがしっかりと出てくるところが僕はすごく好きですね。

 このモデルは特にドライブ・セクションが気に入りました。レンジにすごく余裕があるおかげで、ドライブをかけてもローが損なわれなくて、アンサンブルのなかでも埋もれず出てくれそうなんですよ。だからライヴで、ソロみたいにぐっと前に出るときに使えます。それ以外にも、例えばcinema staffの場合、バンド全体で“ぐしゃっ”となって音の壁を作るようなときに、ベースは歪んだ音でガツッとコードを弾いていたりするんです。そういう使い方でも音が潰れすぎずに、芯がちゃんと出てくれるのでめちゃくちゃ良いです。

 トーン・キャラクター・スイッチは、音作りが幅広くて迷っちゃうくらいですね。EQが2倍になったような感じで音作りできるんですよ。そして、アンプにキャラクターがあるというよりも、弾き手の個性をそのまま出してくれるので、使うベースを選ばないと思います。このアンプ、ライヴハウスに標準装備してもらえるとすごく助かりますね(笑)。でも本当に、キャパシティが2000人以上の会場でも余裕なくらいの出力があるし、価格帯もお手頃ですし、ベース・アンプの標準になってもいいくらいだと思います。持ち運びのしやすいコンパクトさでこのクオリティってすごいですよね。僕らは地方で活動していた頃から、ライヴで使うアンプは自分で買ったものを使っていて、当時もすごく大きくて重いアンプを車で運んでたんですけど、これなら余裕で持ち運べます。パネルもかっこいいし、ロゴもリニューアル前のモダンな感じよりフェンダーらしくて、僕は断然こっちのデザインのほうが好きですね。

 ヘッドがマグネットでキャビに固定される仕組みは実用的だと思います。実際、小さいサイズのヘッドを使っていたとき、突然音が出なくなって“なんでだろう?”って思ったら、キャビの振動でヘッドが落ちてしまっていたことがあったので(笑)。
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ハイパワーとコンパクトさを実現した、 シリーズを代表するヘッド・アンプ&キャビネット

RUMBLE 500 HEAD(¥56,000)& RUMBLE 410 CABINET(¥63,000)

 RUMBLEシリーズのフラッグシップ・モデルとなるヘッド・アンプ、RUMBLE 500 HEAD。2.27kgという軽さと、ギグバッグのポケットに収まるコンパクト・サイズながら500W出力(4Ω時)を実現したハイパワー・モデルだ。コントロールはロー・ミッド、ハイ・ミッドを配した4バンドEQに加えて、歪みを作るためのドライブ・セクションを配置。さらに、ブライト/コンツァー/ヴィンテージと3つのトーン・キャラクター・スイッチを使うことで、多彩な音色が得られる。ちなみに同ヘッドアンプのシリーズには200W出力のモデルも用意されている。また、キャビネットはエミネンス社製のスピーカーを搭載し、ツイーターの切り替えスイッチを装備した1,000W入力の410タイプ(写真)と、600W入力の115タイプがラインナップされる。

[Specifications]
【RUMBLE 500 HEAD】●出力:500W(4Ω)、350W(8Ω)●パワーアンプ:クラスD●コントロール:ゲイン、ドライブ、レベル、ベース、ロー・ミッド、ハイ・ミッド、トレブル、マスター、ブライト・スイッチ、コンツァー・スイッチ、ヴィンテージ・スイッチ、オーバードライブ・スイッチ、グラウンド・リフト・スイッチ●入出力端子:インプット、スピーカー・アウト×2、ライン・アウト、フットスイッチ・イン、AUXイン、ヘッドフォン・アウト、エフェクト・センド/リターン●外形寸法:35(W)×18.26(D)×6.81(H)cm●重量:2.27kg●ギグバッグ付属 【RUMBLE 410 CABINET】●許容入力:1000W(プログラム)、500W(コンティニュアス)●コントロール:ツイーター切り替えスイッチ(フル/オフ/-6dB)●スピーカー:エミネンス社製10インチ×4、ツイーター●外形寸法:58.42(W)×36.8(D)×63.5(H)cm●重量:28.35kg
【問い合わせ】山野楽器海外事業部

縦に並んだ3つのトーン・キャラクター・スイッチは、上から順に高域を強調、中域を抑制、低域を強調し、幅広い音作りが可能だ。

別チャンネルで歪みと音量を設定しておくことができるドライブ・セクション。別売りのフットスイッチを使えば足もとで切り替えることも可能。


入出力端子も充実しており、エフェクト・ループ用のセンド/リターン、MP3プレイヤーを接続できるAUXイン、ヘッドフォン・アウトなどを備える。

RUMBLE HEADシリーズに最適なキャビネット。筐体上部にヘッド側の足とマッチする溝があり、さらにマグネットで固定される仕組みとなっているため、キャビネットの振動でヘッドが落ちる心配がない。

RUMBLE 15


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三島's impression──「部屋で使うにはちょっともったいないくらいに、サウンドに高級感があります

 想像していたよりも出力があって、大きな音も無理なく出てくれるという印象です。でも、さすがに15Wの出力は小さめなのでライヴ用というわけにはいかないですけど、部屋使いだったら充分な出力だし、むしろ部屋で使うにはちょっともったいないくらいに、サウンドに高級感があります。なので、試奏したあとで値段を知ったときは、予想以上に安くてびっくりしました。その価格でこれだけしっかりしたものができるなんて、科学の進歩を感じます。

 僕が初めて持ったアンプはギターをやっていた友人のおさがりで、10Wくらいのギター用コンボ・アンプだったんですよ(笑)。お金もなかったし、とりあえず鳴ればいいやって思って。だからもし僕が当時これを持っていたら、嬉々としてずっと弾いてたでしょうね。AUXインは練習するときに便利だし、持ち運べそうなくらい軽いので、ストリート・ライヴでも重宝しそうです。

 3バンドEQは全部フラットでも充分バランスがとれているんですけど、ミッドがしっかりと出るアンプなので、僕のようにピックでガツっと弾くスタイルの人はミッドの圧力が強くなりすぎないように、少しだけ削ってもいいと思います。逆に指弾きやスラップで弾く場合は、ピック弾きよりもミッドを少し足して芯を出すと良さそうです。
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練習用アンプとして充分な力と機能を搭載した最小モデル

RUMBLE 15(¥14,000)

 RUMBLEシリーズのコンボ・アンプの最小モデルとなる15W出力(8Ω時)タイプ。ソリッドステート回路により、力強くクリアなサウンドを出力する。コントロールはヴォリューム以外に3バンドEQを搭載するほか、AUXインプットとヘッドフォン・アウトを装備。MP3プレイヤーやリズムマシンを接続すれば音源と合わせて演奏でき、ヘッドフォンをつなげば深夜の練習にも対応する。また、出力違いのモデルもラインナップされており、25W出力のRUMBLE 25はコンツァーとオーバードライブのキャラクター・スイッチを搭載。40W出力のRUMBLE 40は、クラスDアンプを使用。さらに、4バンドEQに加えて、トーン・キャラクター・スイッチにヴィンテージ、ブライトが追加され、ライン・アウトも装備する。

[Specifications]
●出力:15W(8Ω)●パワーアンプ:ソリッドステート●コントロール:ヴォリューム、ベース、ミッド、トレブル●入出力端子:インプット、AUXイン、ヘッドフォン・アウト●スピーカー:8インチ×1●外形寸法:37.99(W)×20.32(D)×37.99(H)cm●重量:7.26kg
【問い合わせ】山野楽器海外事業部

RUMBLE 15はベース/ミッド/トレブルの3バンドEQを備え、シンプルな操作で直感的な音作りができる。

自宅練習にぴったりな出力サイズだが、夜間の練習でも安心なヘッドフォン・アウトと、個人練習に嬉しいAUXインを搭載する。


旧ランブル・シリーズとはデザインも一新され、伝統的なフェンダー・ロゴが全モデルに採用された。

25Wモデルのコントロール・パネル。オーバードライブ・スイッチとコンツァー・スイッチが追加されている。

RUMBLE 100


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三島's impression──「この軽さには本当にびっくり! ライブでもレコーディングでも充分使えるモデルだと思います

 やっぱり同じコンボ・アンプでも、RUMBLE 15に比べてレンジに余裕がありますね。そのせいか、ゲインの効きにムラがなくて上品な印象を持ちました。このモデルは300人キャパくらいのライヴハウスでも使えそうです。

 トーン・キャラクター・スイッチのヴィンテージがおもしろいですね。ローが強調された音にガラっと変わるので、オールドな音楽ジャンルを演奏する人には音作りしやすいスイッチですよね。あと、僕はコンツァーが基本的に好きで、ついスイッチを入れたくなっちゃうんです。というのも、cinema staffに関して言えば、ギターとベースで出したい音の音域が被るときがあって、そういうときにコンツァーを入れると解決したりするんですよ。最近はコンツァーで変えずに、EQでミッドをカットすることのほうが多いんですけど、もしコンツァー・スイッチを入れた状態で音作りをするとしたら……12時を基本にしつつ少しだけローを削って、バンドで抜けてくるロー・ミッドは気持ち足すようにして、アタックの強いピック弾きだと鳴りすぎてしまうハイ・ミッドは削る設定にします。

 もし指弾きをする場合は、僕はヴィンテージ・スイッチを入れて低音を出しつつ、ハイ・ミッドとトレブルのツマミを3時くらいの位置にして、指弾きのパキッとしたニュアンスで輪郭を少し出すのが好きですね。指弾きのニュアンスが優しい人は、もっと高域をあげてもいいかもしれないです。

 何よりもこの軽さには本当にびっくりしました! 見た目の大きさから想像する重さとのギャップがすごいです。パワーアンプが違うだけでこんなに変わるものなんですね。これならツアーに持ち込むときも運ぶのがラクで良さそう。僕は普段かなり重いアンプを使っているので、これだけ軽いとマネージャーが喜びます(笑)。センド/リターンとライン・アウトがあるから、レコーディングでも充分使えると思います
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驚くほど軽量化された、実力派コンボ

RUMBLE 100(¥45,000)

 中規模スペースでのライヴに最適な100W出力モデル。特筆すべきはクラスDアンプを採用し、徹底的な軽量化が図られている点だろう。パワー・アンプにソリッドステートを使用するRUMBLE 25の重量が約9.54kgなのに対して、RUMBLE 100は約9.97kg。パワーの差に比較して、重量の差が430g程度とは驚きだ。また、RUMBLE 100以上のクラスのモデルは、エミネンス社と共同開発した独自のスピーカーを搭載し、深く豊かな低音を出力する。コントロールはRUMBLE 500と同等で、ドライブ・セクションに加えて4バンドEQ、ブライト/コンツァー/ヴィンテージのトーン・キャラクター・スイッチを搭載するほか、入出力にはエフェクト・センド/リターン、フットスイッチ・インやライン・アウトを装備する。また200W出力、500W出力の別モデルにはツイーターや拡張スピーカー・アウトが追加される。

[Specifications]
●出力:100W(8Ω)●パワーアンプ:クラスDパワーアンプ●コントロール:ゲイン、ドライブ、レベル、ベース、ロー・ミッド、ハイ・ミッド、トレブル、マスター、ブライト・スイッチ、コンツアー・スイッチ、ヴィンテージ・スイッチ、オーバードライブ・スイッチ、グラウンド・リフト・スイッチ●入出力端子:インプット、スピーカー・アウト、ライン・アウト、フットスイッチ・イン、AUXイン、エフェクト・センド/リターン●スピーカー:エミネンス社製12インチ×1●外形寸法:41.91(W)×35.56(D)×46.99(H)cm●重量:9.97kg
【問い合わせ】山野楽器海外事業部

RUMBLE 500 HEADと同様に、3つのトーン・キャラクター・スイッチと、オーバードライブ・セクションを備える。

同じく、中域を細かく設定できる4バンドEQを搭載。


スピーカーは、ベース本体の音色をより深くクリアに再現してくれる、エミネンス社と協同開発したオリジナルだ。

コンボ・アンプながらライン・アウトとグラウンド・リフト・スイッチが搭載されているため、ライン録りのレコーディングにも対応できる。

試奏を終えて〜三島想平が感じた新生RUMBLEシリーズの魅力とは?

 ここまで幅広いことを、この価格帯で余裕でできるっていうことがすごいです。こちらの出したい音は全部対応できているというか、アンプの個性があるというよりは、演奏のニュアンスを忠実に再現してくれて、弾き手の個性をアシストしてくれる機能がたくさんあります。特に、トーン・キャラクター・スイッチがあることで、EQに加えてさらにもう一段階音作りの幅が広がっているんですけど、コントロールの数が多すぎず少なすぎず、そしてそんなにややこしくなく直感的に操作できるので、ユーザーにすごくやさしい作りです。だから、どんなジャンルのベーシストにもオススメできるアンプだと思いますし、“こういう音を出したいんだ”っていうはっきりとしたイメージがまだない人にも、このアンプが出したい音の方向性を決める近道になってくれるんじゃないかなと思います。

 あと、軽さを追求したことについては尊敬しますね。フェンダー社の技術革新に一体何が起こってるんだ!?と(笑)。こればかりはやっぱり軽いに越したことはないですからね。持ってみればその軽さにびっくりすると思うので、気になる人は楽器屋さんで試してみてほしいです。この軽さはアンプを持参してツアーをまわるような人にオススメです。

 もし、僕がシリーズのラインナップから選ぶとしたら、口径が大きいキャビが好きなので、500 HEADと115 CABINETの組み合わせを試してみたいですね。500 HEADはすぐにツアーに持って行きたいくらい気に入りました。フットスイッチでドライブを切り替えて使ってみたいですし、レコーディングで使ったときのドライブのマイクのりも、どんな風になるのか試してみたいです。

Interview〜新RUMBLEシリーズについて、フェンダー本社を直撃取材!

回答者:シェーン・ニコラス (フェンダー・エレクトロニクス  販売マーケティング・ディレクター)

どんなベーシストにとっても、 価値のあるアンプになりました。

──まず、RUMBLEシリーズのコンセプトとは?

 RUMBLEを初めてリリースした10年前から目指してきたことですが、ビギナーからプロフェッショナルに至るどんなベーシストにとってもシンプルで、購入可能な価格であること。そして何よりもベース・プレイを楽しめるものであるということです。

─なぜ今回シリーズをリニューアルすることになったのでしょうか?

 私たちがこれまでに作ってきたものよりも、さらに軽量でラウドなベース・アンプを実現したいと考えたからです。この10年でパワーアンプのテクノロジーは進化し、新たなオーバードライブ回路も開発しました。そして、とても軽量な合板の供給元を見つけることもできました。また、いわゆる“ブラックボックス(リニューアル前のデザイン)”なスタイルからは距離を置き、もっとトラディショナルなフェンダー・アンプらしいルックスにしたいと考えたのです。

──それは何がきっかけだったのですか?

 以前、私たちが開発した、トラディショナルなルックスのBASSMAN PROシリーズのアンプが大成功しました。マイク・ダーントやピノ・パラディーノ、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンやトニー・フランクリンといった名立たるプレイヤーたちに、“このルックスは本当にフェンダーらしくて素晴らしい!”と言われたので、ほかのモデルも同じように、クラシックなフェンダーらしいルックスにしてみるべきだと考えたのです。

──ゼロから再設計する際に、一番こだわった点は何でしょうか?

 最も大切にしたのは、RUMBLEシリーズのアンプは、例え安くて小さいモデルであっても、プロフェッショナルなプレイヤーにとって価値のあるものにするということでした。そのため、クオリティの高い部品やスピーカーを使いながらも価格を抑えることがとても困難でした。

──RUMBLE 100やRUMBLE 410 CABINETなどに搭載した、エミネンス社製のスピーカーにはどんな特徴があるのですか?

 エミネンス社のスピーカーは、プロフェッショナル向けの、ほかのメーカーでも多く用いられていますが、フェンダーは同社と仕事をして50年近い年数が経ちました。彼らは素晴らしいスピーカー・メーカーですし、我々と素晴らしい関係を築いていて、私たちがデザインしている製品に見合った専用のスピーカーを開発するために、我々と密接に仕事をしてくれています。またもうひとつ、ギタリストたちはジェンセンやセレッションといったメーカーのスピーカーが持つ、トーンやキャラクターを好む傾向があるようです。一方で、ベーシストたちはパワーや各帯域のレスポンスを重視しますが、それはエミネンス社のスピーカーが長けているポイントだと思います。

──最後に、日本のベーシストへメッセージをお願いします。

 私の尊敬しているベーシストを始め、ベースはたくさんの偉大な音楽の土台を担ってきました。そして、フェンダー・アンプはそれら偉大な音楽を作る、優れた道具なのです。私はそんなフェンダーのアンプを愛しています。皆さんも音楽を楽しんで、素晴らしいミュージシャンとして活躍してください。

MORE NEW RUMBLE BASS AMPS

 全10機種のラインナップを揃えたニューRUMBLEシリーズ。試奏では取り上げられなかった6機種を紹介したい。いずれも軽量な筐体、音作りの幅広さ、高いコストパフォーマンスを持った実戦的なアンプである。求めるシチュエーションにピッタリと合うモデルがきっと見つかるはずだ。

RUMBLE 25(17,000円+税)●出力:25W(8Ω) ●コントロール:ボリューム、オーバードライブ・スイッチ、ベース、コンツアー・スイッチ、ミッド、トレブル

RUMBLE 40(28,000円+税)●出力:40W(8Ω) ●コントロール:ゲイン、ブライト・スイッチ、コンツアー・スイッチ、ヴィンテージ・スイッチ、ドライブ、オーバードライブ・スイッチ、レベル、ベース、ロー・ミッド、ハイ・ミッド、トレブル、マスター・ボリューム


RUMBLE 200(60,000円+税)●出力:200W ●コントロール:●コントロール:ゲイン、ブライト・スイッチ、コンツアー・スイッチ、ヴィンテージ・スイッチ、ドライブ、オーバードライブ・スイッチ、レベル、ベース、ロー・ミッド、ハイ・ミッド、トレブル、マスター・ボリューム

RUMBLE 500(77,000円+税)●出力:500W ●コントロール:ゲイン、ブライト・スイッチ、コンツアー・スイッチ、ヴィンテージ・スイッチ、ドライブ、オーバードライブ・スイッチ、レベル、ベース、ロー・ミッド、ハイ・ミッド、トレブル、マスター・ボリューム


RUMBLE 200 HEAD(45,000円+税)●出力:200W(4Ω)140W(8Ω) ●コントロール:ゲイン、ブライト・スイッチ、コンツアー・スイッチ、ヴィンテージ・スイッチ、ドライブ、オーバードライブ・スイッチ、レベル、ベース、ロー・ミッド、ハイ・ミッド、トレブル、マスター・ボリューム

RUMBLE 115 CABINET(45,000円+税)●許容入力:600W(プログラム)、300W(コンティニュアス) ●スピーカー:エミネンス社製15インチ×1、ツイーター


ベース・マガジンの新生FENDER RUMBLEシリーズ特集も必読!

 リットーミュージック刊『ベース・マガジン』2014年11月号においても、「FENDER RUMBLE〜全ベーシストへ贈る新定番アンプ、ニューRUMBLEシリーズ」のタイトルで、500 HEAD、410 CABINET、RUMBLE 15、RUMBLE 100を特集している。三島のインプレッション、詳細な製品解説も必読の特集だ!

定価:1,234円(本体1,143円+税)
仕様:A4変型判/160ページ/CD付き
発売日:2014.10.18

ベース・マガジン 2014年11月号の内容・購入はこちら!

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製品情報

Fender / RUMBLEシリーズ

【問い合わせ】
山野楽器海外事業部 http://www.fender.jp
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プロフィール

三島想平(みしま・そうへい)
1987年生まれ、岐阜県出身。小学生のときからクラシック・ギターに触れ、高校入学後の2003年、cinema staffの前身バンドに加入すると同時にベースを始める。cinema staffはオルタナティブ・ロックやポストロックをポップに昇華させたサウンドで人気を集め、2012年に1st E.P.『into the green』でメジャー・デビュー。翌年、TVアニメ『進撃の巨人』後期EDテーマに採用された「great escape」が大きな話題となった。2014年4月にメジャー2ndフル・アルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars (通常盤)』を、9月に1st Live DVD『''Death Bandwagon 2(to) Glory'' TOUR FINAL@2014.06.26 Zepp DiverCity [DVD]』発表した。

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