Bose S1 Pro+ wireless PA system × 松井祐貴&井草聖二
- 2024/04/25
GrassRoots / G-SE-58M/SC
グラスルーツより、トラディショナルな仕様を持つSEシリーズに、スキャロップ指板を採用した2種類のモデルが新たに登場した。
ボディはアルダーで、ネックはハード・メイプル。ラージ・ヘッドも特徴と言えるだろう。そして肝心のスキャロップ加工だが、メイプル指板とローズウッド指板で、その形状が異なっているというところがポイントだ。メイプル指板の「G-SE-58M/SC」は、1弦側から6弦側まですべて等間隔でU字状に加工された、いわゆるイングヴェイ型。一方、ローズウッド指板の「G-SE-58R/SC」は、6弦側が浅く、1弦側にいくにつれて徐々に深くなっている。さらに、フレットとフレットの間が均等なU字状ではなく、ハイポジション側のほうが深いという、いわゆるリッチー・ブラックモア型。この形状差が、どのような弾き心地と音色を生み出すのか? ぜひとも手に取って確かめてほしい。
なお、デジマート地下実験室~地下15階では「スキャロップ加工でギターの音と演奏性はどう変わるのか? ~スキャロップ実験~」というテーマの記事も展開しているので、両者の差を解説したこちらの記事もぜひチェックを! その結果、スキャロップ指板を試してみたくなった人にとっても、今回のモデルは手軽に入手するのに最適な1本と言えるだろう。
価格:¥58,000 (税別)
価格:¥58,000 (税別)