ホワイト・ブルースを代表するギタリストとして60年代から活動を続け、2014年に惜しくも他界した「100万ドルのギタリスト」ジョニー・ウィンター。生前、ビッグ・ジョーのファクトリーの近くに住んでいたという彼が、ライブ用のオーバードライブを完成させるべくビッグ・ジョーと共同開発したのが、このテキサス・スクリーマーだ。完成に至るまでに30台以上の試作品が製作されたということで、ジョニーも納得のサウンドを実現している。彼の胸に描かれていたタトゥーをケースのデザインに採用したのも、本人の意思によるものだそう。コントロールはシンプルで、ゲイン／トーン／アウトプットのみ。トゥルーバイパス仕様で、9Vバッテリーまたは9Vアダプターにて駆動。このブルージーなシグネチャー・トーンを、ぜひ天国のジョニーに代わって鳴らしてほしい。