One Controlから、新たなペダル「Dimension Blue Monger」が届けられた。曰く“水からインスピレーションを受けた、まったく新しいモジュレーション・エフェクト”。

　一般的なコーラスやフランジャーはエフェクト然とした冷たい鳴りが持ち味でもあるが、「Dimension Blue Monger」はもっと音楽的に、楽器の音に寄り添うサウンドを生み出してくれる。コーラスとフランジャーの中間にあるサウンドとも言え、クリアかつ小さな渦が起きるようなふくよかなトーンが持ち味だ。またツマミの設定によっては、クラシック・ヴァイブ・エフェクトのようなトーンをもカバーしている。加えて歪みエフェクターなどとの相性も良く、組み合わせて使用しても音色が濁るようなことがない点が嬉しい。

　コントロールは、エフェクトの複雑さをコントロールするComplexity、音色全体の明るさを調整できるColour、ドライ／ウェットのバランスを調整するMixを搭載。特にComplexityが個性的で、ノブ1つでモジュレーション・スピードやかかりの深さなどを同時に可変する機能を持つ。音楽的かつクリア、なおかつ使い勝手の良いモジュレーション・ペダルをお探しの方には、ぜひオススメしたいエフェクターだ。