ヘッドウェイ/桜モデル10th Anniversary〜四季折々のストーリー|夏
- 2024/05/09
TRIAL/RB-5 Relic buffer、RB-5S Relic buffer
 エコー機能のみならず、“張りがあるのに痛くない、太いのに丸くない”バッファード・トーンで人気を博すビンテージ・エコー・マシン、Maestro Echoplex EP-3。そのプリアンプ部のみ抜き出した回路構成で、ビンテージ・バッファーのサウンドを再現したバッファー・ペダル「TRIAL/RB-5 Relic buffer」と、そのミニ・ペダル・バージョン「RB-5S Relic Buffer」がリリースされた。
本機の構造はNOS(ニューオールドストック)から厳選したFETを主軸としており、すべての数値を計測して条件を満たすものだけを採用。抵抗やコンデンサーはオリジナルが採用している素材に着目し、 NOSのアンプ・パーツを惜しみなく使用している。さらに、組み込みまでオールドスタイルを貫き、複雑なワイヤリングながら、蛇の目基板の裏側で直接パーツ同士の足を絡ませてハンダ付け。パーツの個性を最大限に発揮できるように配慮している。
ブースト・セレクトを備え、Loはオリジナルに忠実なバッファーを重視したサウンド、HiはFETの増幅特性を最大限に引き出しブースターとしての性能を発揮させるモードとなる。後者はクラスA増幅特有の倍音豊かなサウンドで、真空管アンプをナチュラルにブーストさせることができる。しかもバイパス・セレクトモードも搭載し、 トゥルーバイパスとバッファード・バイパスを切り替え可能。状況に応じて本機の味付けを加えるか、効果を常にオンにしておくかセレクトできる。例えばペダルボードの最終段に置いたり、デジタル機器のうしろに接続することで、アナログの風合いや全体のサウンドに艶を与えたい人にはお薦めしたいペダルだ。なお、「RB-5 Relic buffer」は限定30台、「RB-5S Relic buffer」は限定20台となっているので、早めのオーダーをお薦めする。
価格:オープン
価格:オープン