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  • ヒラマミキオ × Sugiのニュー・プロジェクト“Too good to be…” 第一弾モデル

Sugi Guitars(Too good to be…)/ Corsair

Sugi Guitars(Too good to be…)/ Corsair

  • 試奏・文:村田善行 写真・動画撮影:伊藤大輔
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 “Sugiが認可した、Sugiを脅かすモノ”という意味深なキーワードを冠した、SugiブランドであってSugiギターではない? “Too good to be…”プロジェクトの第一弾モデルである Corsair(コルセール)。

 ギタリストのヒラマミキオ氏とのコラボレーションから生まれたこのモデルは、見た目のインパクト=格好良さ(プレイヤー視点の楽器選びにおいては、最も重要な部分!)と、Sugiのギター・ブランドとしてのクラフツマンシップ(弾き易さやトーンへの拘り)を上手くミックスしたプロジェクト・モデルに相応しい仕上がりを持っている。

 トラッドな楽器の格好良さやスタイルとしてのたたずまいは、必ずしもプレイアビリティを伴うものとは限らない。“格好良くても弾きにくい楽器”は、特にプロの現場ではチョイスできない。それは弾き心地だけでなく、チューニングやトーンにも影響するからだ。そう言った意味でも、数多くのアーティストとのコネクションやフィードバックを持つSugiギターズとヒラマ氏のジョイントで生まれたこのギターは“見た目の格好良さと楽器としての完成度”を理想的にミックスしてブラッシュアップした印象だ。

 TVジョーンズのピックアップをマウントしているクリアのエスカッションはSugiオリジナルとの事。こういうポイントにも拘っている辺りはさすが。ブリッジ・サドルもプラスティック素材で、ビグスビー・トレモロ使用時のチューニングの安定感を増し、トーンにも落ち着きを持たせている。ヘッドストック・デザインもチューニングの安定感やテンション・バランスを考えてデザインされていて、“このギター格好良いけど、現場だと使いにくいかな?”という様な不安に悩まされる事はないだろう。

 サウンドはコシのすわったイナタさと、ウラハラの弾き易さが同居している。ロックは勿論だが、ヘヴィ・ミュージックやオルタナティブにもマッチするアルダー・ボディー+ビグスビー・ユニットの若干ダークな音色は、きっと“EDGEな”ギタリストの感性をくすぐる事だろう。

※使用アンプ:Fender '68 Custom Deluxe Reverb

ピックアップはTV Jones powertronを前後にマウント。クリア素材のエスカッションにもセンスが感じられる。

デタッチャブルのネック・ジョイント。ボディ、指板のバインディングも凝った作りだ。

コントロールは2ボリューム、2トーン、左ホーン上に3ウェイ・ピックアップ・セレクターというシンプルな構成。

機能面/ルックス面ともに大きなインパクトを与えるビグスビーのトレモロ・ユニット。サドルにプラスティック素材を用いることで、トレモロ使用時のチューニングの安定感にも気を配っているあたりはさすが。

Sugi Guitars(Too good to be…)/ Corsair

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製品情報

Sugi Guitars(Too good to be…) / Corsair

価格:オープン

【スペック】
●ボディ:アルダー ●ネック:メイプル3プライ ●指板:ローズウッド ●フレット数:22 ●スケール:628mm ●ピックアップ:TV Jones powertron × 2 ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・ピックアップ・セレクター ●チューナー:ゴトーSG381-05P1 ●ブリッジ:ゴトーGEP 104B ●テイルピース:ビグスビーB7 ●カラー:ビンテージ・ホワイト
【問い合わせ】
Sugi Guitars http://www.sugiguitars.com/
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プロフィール

村田善行(むらた・よしゆき)
株式会社クルーズにてエフェクト・ペダル全般のデザイン担当、同経営の楽器店フーチーズ(東京都渋谷区)のマネージャーを兼任。ファズ関連・エフェクター全般へのこだわりから専門誌にてコラムを担当する他、覆面ネームにて機材の試奏レポ/製品レビュー多数。

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