ドラムステーション大阪プレミアム
池部楽器店が展開する打楽器専門ショップ、ドラムステーションがついに大阪へ出店！ 8月28日に関西の楽器シーンの中心地である心斎橋にオープンした。店内にはドラム・セット、スネア、シンバル、パーカッションなどがズラリと並び、ワンフロアすべてが打楽器一色！ その幅広い品揃えは関西エリア随一と言っても過言ではないだろう。ここでは店長の蜷川雅士氏に店内を案内していただき、さらに専門店としてのこだわりをうかがった。
それでは早速、店長・蜷川さんの案内で店内を詳しくチェックしていこう。
当店はビルの4Fとなりますので、同じビルの“プレミアム・ギターズ”から入ってエレベーターでいらしてください。まず店内に入ってすぐ右側に少しせり上がった“ステージ”があるのですが、ここには国内外で注目のドラム・セットを10台以上展示しています。専門店なのでやはりドラム・セットには特にこだわりたいと思います。
【ドラム・セット】エレベーターを降りてすぐ右側には、国内外のドラム・セットがズラリ！ トレンドものから、SAKAE、KITANOなど関西のブランドまで、こだわりのセットが10台以上。
さらに店内を進むとエレクトロニック・ドラムのエリアになります。エレクトロニック・ドラムは他のお店でも自由に試奏できますが、当店ではモジュールのカスタマイズや、DTMとの連動など、より踏み込んだ活用法をご提案していきたいと思います。生ドラムに組み込むハイブリッド・セッティングにも精通しておりますので、導入を考えている方は、ぜひ相談してください。
【エレクトロニック・ ドラム】店内正面には人気のエレクトロニック・ドラムを展示。もちろんすべて試奏可能。より踏み込んだ使い方をしたい人は、機能を熟知するスタッフ陣にぜひ相談を！
エレクトロニック・ドラム・エリアの右側は、“スネア・ビルディング”と名づけたスネア・コーナーで、常時150台を準備しております。定番から1点ものまでありますが、地元であるSAKAEに関しては、同じ素材、サイズ、仕様の色違いなども用意しております。
【スネア・ビルディング】5段組のラックを駆使して展示された“スネア・ビルディング”には、常時150台以上が並ぶ。在庫は頻繁に入れ替えて、飽きが来ないように工夫していくという。
その逆サイドはパーツやアクセサリー類のエリアとなります。心斎橋周辺はライヴハウスも多いので、トラブルが起こったときに対応できるよう、経験上必要だと思うものはすべて揃えるようにしていますね。同じく必需品であるスティックやヘッドも、専門店だからこその品揃えにこだわりたいです。
【パーツ＆アクセサリーⒶ】豊富な品揃えを誇るパーツ＆アクセサリー類。ハードウェアのパーツは人気ブランドのものを中心に、緊急時に求められることが多い、実践的なアイテムがギッシリ！
【パーツ＆アクセサリーⒷ】ドラマーズ・グローヴやグリップ・テープ、さらにはクリーニング品など、小物アイテムの充実ぶりにも注目。チューニング・キーだけを集めたディープなエリアも！
【スティック】実用的なモデルを中心に取り揃えられたスティック・コーナー。ここは“地域の色を出していきたい”そうで、「必要なものがあればすぐ言ってください」と蜷川氏は語る。
【ヘッド類】ヘッドはリハスタ常設セットの定番サイズはもちろん、タムは8”、バス・ドラムは18”と小口径から、大口径まで幅広くラインナップ。フープ類も同じエリアに並ぶ。
店内の中央はパーカッション・エリアで、カウベル、タンバリン、パンデイロなどのハンド・パーカッション・エリアと、コンガ、ボンゴ、ジェンベなどの皮モノ系パーカッションのエリアが隣同士になっています。ハンド・パーカッションの数は東京の専門店に負けないラインナップで、特にカウベルは国内で手に入るほぼすべてを用意しております。皮モノ系パーカッションのエリアは、“パーカッション・アイランド”と呼んでおりまして、プロ仕様のモデルから、パーカッションを始めたい方向けのお手頃のものまで、こちらも音にこだわって選びました。
【ハンド・パーカッション】品揃えにこだわったというハンド・パーカッション。特にカウベルは国内トップ・クラスと言っても過言ではないほど、豊富なバリエーションを誇る！
【パーカッション・ アイランド】“パーカッション・アイランド”と名づけられた皮モノ・パーカッション・エリア。音にこだわって選んだというプロ・ユースのボンゴ、コンガ、ジェンベ、カホンが鎮座。
“パーカッション・アイランド”の右側は、“シンバル・ウォール”と呼んでいる一面シンバルのエリアです。ジルジャン、セイビアン、パイステはもちろん、マイネルやトルコ系のアメディア、大阪の小出シンバルなどストックは常に500枚以上はあります。
【シンバル・ウォール】ドラムステーションが誇るこだわりの“シンバル・ウォール”は大阪でも展開。王道から個性派まで、ストックは500枚以上！ もちろん試奏も可能!!
店内の奥はフット・ペダル・コーナーと、2つの試奏室になります。試奏室は大きくジャズとロックで部屋を分けています。セットは定期的に入れ替える予定で、あまり触れる機会少ないハイ・エンドのモデルも導入していく予定なので、ぜひ試してみてください。
【フット・ペダル】フット・ペダルも定番モデルを中心に充実の品揃え。人気のツイン・ペダルはもちろん、シングル・ペダルのバリエーションも豊富。
【試奏ルーム】試奏ルームはロック用＆ジャズ用の2部屋を用意。この日は、ロック用にDW Jazz Series＋パイステ、ジャズ用にSAKAEのTrilogy＋小出シンバルのセットが展示！
続いて、今回大阪初上陸を果たしたドラムステーション大阪プレミアムのこだわりをうかがった。
「8年前にオープンした“プレミアム・ギターズ”というギター専門のショップから池部楽器は、大阪エリアの展開をスタートさせて、2年前にはベース専門の“プレミアム・ベース”がオープンしました。その流れから社内でも“次はドラム”という雰囲気が盛り上がりまして、今回、“ドラムステーション大阪プレミアム”をオープンする運びとなりました。もともと“大阪にもドラムステーションを作ってほしい”というお客様からの声も多かったみたいです。実際、最初の週末にオープニング・バーゲンを開催したんですけど、本当に多くのお客様にご来店いただきました。熱心な方が多くて、待ち望まれていたことを強く感じましたね。
お店のコンセプトは“限りなく敷居の低いプロ・ショップ”です。初めてのスティックを探しに来た学生さんから、プロの現場で作業するテクニシャンやローディ・チームにまでご満足いただける細かいケアと対応ができること。これはドラムステーション全体としてのベーシックなコンセプトなんですけど、その基礎の部分をより細やかにしながら、大阪での経験が豊富なスタッフを中心に、アイテムも関西のブランドを充実させて、より地域に密着したお店にしていきたいですね。
（今後力を入れていきたいポイントは？）……全部です（笑）。ネジの1つから、受注発注のスペシャルなドラム・セットまで、すべてにこだわっていきたんですけど、大きなところではプロ仕様のパーカッションですね。コンガやボンゴはもちろん、タンバリンやカウベルなどのハンド・パーカッションも音にこだわったものを揃えてあります。あとはシンバルですね。今、好調なカテゴリーでもあるので、お客様に楽しんで選んでもらえるように、いろんなブランドのいろんなモデルをなるべく多く揃えていきたいと思っています。
先ほど“限りなく敷居の低いプロ・ショップ”という話をしましたけど、本当に気軽に相談してほしいですね。特に急なトラブルで困ったときには頼りにしてください。何とかします（笑）。それができるアイテムとスタッフが揃っていますので。まだオープンしたばかりですが、だからこそお客様には一緒にお店を作っていくような、そんな感覚で活用していただけるとうれしいですね。」
■住所：〒150-0031 大阪市中央区西心斎橋1-9-17 田万ビル4F
■TEL：06-6210-3969
■定休日：毎週木曜日
■URL：http://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/ds_osaka-premium/
■デジマート店：https://www.digimart.net/shop/5005/
■Twitter：@drumstation_osk
【アクセス】〒150-0031 大阪市中央区西心斎橋1-9-17 田万ビル4F
リットーミュージック刊『リズム＆ドラム・マガジン 2015年11月号』においても、「“ドラステ”が大阪初上陸！ドラムステーション大阪プレミアム SHOP REPORT」のタイトルで本特集を掲載しているのであわせてチェックしてみてほしい！
【内容紹介】
■表紙特集
飛躍する世界が認めた次世代ドラム・ヒーロー
Tatsuya Amano[Crossfaith]
■没後35年特集
ジョン・ボーナム[レッド・ツェッペリン]
若きドラマー達に受け継がれる “BONZO-ism"に迫る!
■close up!
“Rock"で使い倒せ!!! DW Jazz Series Kit
feat.櫻井 誠[Dragon Ash、ATOM ON SPHERE]、松田晋二[THE BACK HORN]!
■特別企画
“通巻300号"までラスト1号! COUNTDOWN TALK SESSIONS
feat.ケン・シューイ(伊藤大地)×カイ・ギョーイ(奥田民生)×ジューイ・ラモーン(岸田 繁)[サンフジンズ]、高橋宏貴×JIRO[THE PREDATORS]
……and more!
