Javier Reyes（ハビエル・レイエス）は、ワシントンD.C.を拠点に活動するインスト・メタル・バンド“Animals As Leaders（アニマルズ・アズ・リーダーズ）”、そして自身のリーダー・バンドMestis（メスティス）でも活躍中のギタリスト。8弦エレキ・ギターを自在に弾きこなす、彼のためにデザインされたハムバッキング・ピックアップ「DP813 Eclipse 8 Neck」、および「DP814 Eclipse 8 Bridge」が発売となった。

　プログレッシブ・メタルからクラシック、ジャズ、ラテン・ミュージックまで、幅広い音楽的素養を含むハビエルの演奏スタイル。「DP813 Eclipse 8 Neck」は、卓越したテクニックをもって放たれるその音色を的確に出力するため、各コイルに異なるインダクタンスを持たせることで、異なる周波数を組み合わせたチューニングを施している。クリーンなサウンドとヘヴィなサウンド、どちらに対しても威力を発揮するピックアップと言えるだろう。また、ハビエルからの“7、8弦の音が1～6弦と同じように、はっきりと出力されるように”、そして“低弦と高弦の出力レベルを均等に”というリクエストにも見事に応えている。

　「DP814 Eclipse 8 Bridge」は、8弦の幅広い周波数レンジに高めのゲインを加えつつも、クリーンで透明度の高い中低域を維持できるようにデザインされている。ソロ・プレイなどにおいてはきらびやかなサウンド、ブリッジ・ミュートによる演奏では非常にポップなサウンドが得られる。また、スプリット・コイル（コイルタップ）機能を使用した際も、過剰な高音にはならず、クリーンで広がりのあるサウンドを実現。ちなみにハビエルからの要望は、“素晴らしいクリーンとセミ・オーバードライブ・サウンドの両立”に加え、さらに“パンチの効いたハイゲイン・サウンド”と“ピッキングに素早く反応するレスポンス”というもの。もちろん、これらも高い次元で実現されているので、ぜひ自身の耳で確かめてみてほしい。