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Roland V-Drums TD-11KQ-PSの真価を神宮司 治[レミオロメン]が徹底検証!

Roland V-Drums V-Compact Series/TD-11KQ-PS

  • 企画:リズム&ドラム・マガジン編集部 撮影:八島 崇(*除く)

豊富なラインナップを誇るローランドのエレクトロニック・ドラム=V-Drumsの中でも、ドラムとしての基本機能に焦点を当てたモデルとして人気の高い“V-Compact シリーズ”。今回発表された“TD-11KQ-PS”は、 “SuperNATURALサウンド・エンジン”を搭載したモジュールTD-11に、高い静粛性と演奏フィールを兼ね備えた新開発のペダル“KT-9”&“FD-9”を組み込んだオールインワン・キット。演奏時に発生する打撃音やメカノイズを削減し、ドラマーの“音の悩み”を大幅に解消したという魔法のペダルが採用されたこの“TD-11KQ-PS”の真価を、レミオロメンの神宮司 治が徹底検証する!

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コンパクトで静粛性の高い自宅練習に最適なオールインワンV-Drums

 TD-11KQ-PSの最大の特徴は、静粛性にフォーカスした新開発のペダル=KT-9&FD-9。独自のリンク構造を用いて、打撃音や踏み込み音を大幅にカット。キック・トリガー・ペダルの“KT-9”は、同社による比較で、同じ室内での騒音を85%、階下へ伝わる騒音を63%削減することに成功。ハイハット・コントロール・ペダルの“FD-9”は、踏み込み時のメカノイズを低減。従来のモデルと比べ、同じ室内での騒音は50%、階下への騒音は15%削減したという。共に静粛性のみならず、両サイドに突き出した羽根状のフットを採用し、コンパクトながら高い安定性と演奏フィールも両立しているそうだ。

TD-11KQ-PS

TD-11KQ-PS(価格:オープン・プライス)

【キット構成】
●音源モジュール:TD-11(×1) ●Vパッド(スネア、タム3):PDX-8(×2) ●Vパッド(タム1、タム2):PDX-6(×2) ●Vシンバル・クラッシュ:CY-12C(×1) ●Vシンバル・ライド:CY-13R(×1) ●シンバル・パッド(ハイハット):CY-5(×1) ●ドラム・スタンド:MDS-4V(×1) ●キック・トリガー・ペダル:KT-9(×1)【NEW】 ●ハイハット・コントローラー:FD-9(×1)【NEW】
※ドラム・スローンは付属しない。

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KT-9 Kick Trigger Pedal & FD-9 Hi-Hat Control Pedal

KT-9(価格:オープン・プライス)
新開発の“リンク構造”を採用した一体型構造のキック・トリガー・ペダル

FD-9(価格:オープン・プライス)
メカノイズを徹底的に削減した安定感あるハイハット・コントロール・ペダル

驚きの静粛性を可能にした新開発の“リンク構造”。ペダル内に搭載されたリンク(サスペンション)が伸びきったところでボードが止まる仕組みとなっている。物理的な打撃箇所をなくすことで、低騒音&低振動を実現。

フット・ボードを踏み込んだ状態を正面から撮影。ペダル内部がどこも緩衝していないのがわかるだろう。

ペダルの両側に装備されたバネを外すことで、踏み心地を変えることが可能。さらに付属のウェイト(KT-9のみ付属)を装着することでも感触が変わるという。

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Impression 〜神宮司が体感した“TD-11KQ-PS”のすごさ〜

周りに気を遣うことなくドラムを楽しみたい人はぜひ試してほしい。“嘘でしょう?”って驚くと思います(笑)

 まず驚いたのはペダルを踏んでいる音がまったく聴こえないということ。“嘘でしょう?”って(笑)。衝撃的ですね、この静粛性は。今までメッシュ・パッドの音が気になったことはないんですけど、キックがあまりにも静かなので少し気になってしまったくらい。それもヘッドホンをすればまったく気にならないですし、いつまでも叩いていられますね。めちゃ楽しいです(笑)。

 KT-9もFD-9もまず踏み心地が良いですね。しっかりした安定感があって、ダブルも出るし、強さによってベロシティもちゃんと変わる。FD-9はクローズからさらに踏み込んだときの閉まる感じがあって驚きました。踏み心地の調整も可能で、静粛性の高い状態だと柔らかくて、ナイロン・ベルトのペダルを使っている感覚に近いように感じましたね。僕は左側のバネを外して、ウェイトをつけたセッティングが一番しっくり来ました。アコースティック・ドラムのドンってビーターが当たっている感覚に近いですね。

 この新しいペダルは自宅……特に集合住宅で練習したいドラマーにとって、すごく強い味方になってくれると思います。僕自身、家でV-Drumsを使っているんですけど、実は苦情が入ったことがあるんです。それは1cmくらいの薄いマットしか敷いていなくて、防音/防振をまったくしていなかったことが原因なんですけど、でもそれがきっかけでドラムを叩くのが怖くなってしまったんです。他の人に迷惑がかかると思うと、どうしても気を遣うし、それでストレスが溜まって、ドラムに向かうテンションも下がってしまう。ストレスを感じると楽しさもやっぱり減ってしまうじゃないですか。そうやってドラムが楽しめなくなって、距離を置いてしまった方って意外と多いと思うんです。特に一般の方は、昼は仕事で、夜しかドラムを楽しむ時間が取れないだろうし。でもこの新しいペダルはその悩みを解決してくれると思います。すでにV-Drumsを持っている方も、組み合わせて使うことができるのもうれしいですね。周りに気を遣うことなく、ドラムを楽しみたい人はぜひ試してほしいです。僕と同じように“嘘でしょう?”って驚くと思いますよ(笑)。

リズム&ドラム・マガジン2016年6月号 絶賛発売中!

 本記事はリットーミュージック刊『リズム&ドラム・マガジン2016年6月号』の特集「Roland V-Drums TD-11KQ-PSの真価 feat. 神宮司 治[レミオロメン]」を転載しています。

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製品情報

Roland / TD-11KQ-PS

価格:オープン

【スペック】
《キット構成》●音源モジュール:TD-11(×1) ●Vパッド(スネア、タム3):PDX-8(×2) ●Vパッド(タム1、タム2):PDX-6(×2) ●Vシンバル・クラッシュ:CY-12C(×1) ●Vシンバル・ライド:CY-13R(×1) ●シンバル・パッド(ハイハット):CY-5(×1) ●ドラム・スタンド:MDS-4V(×1) ●キック・トリガー・ペダル:KT-9(×1)【NEW】 ●ハイハット・コントローラー:FD-9(×1)【NEW】
※ドラム・スローンは付属しない。
【問い合わせ】
Roland http://www.roland.co.jp/products/td-11kq/
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プロフィール

神宮司 治
じんぐうじおさむ:1980年生まれ。中学時代にドラムを始める。2000年にレミオロメンを結成。03年のメジャー・デビュー以降、5枚のオリジナル・アルバムを発表。12年に活動休止がアナウンスされ、現在はクリニック、セッション、サポートなど幅広く活躍。昨年は亀田誠治ら率いるTHE TURTLES JAPANに加入し、話題を集めた。

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