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日野“JINO”賢二×ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)がFender American Eliteを弾きまくる!

Fender / American Elite Bass

  • 動画編集:森田良紀 文:望月聡太(ベース・マガジン編集部) 写真撮影:岡見高秀

“JINO”こと日野賢二とOKAMOTO'Sのハマ・オカモトが、フェンダー・アメリカン・エリート・ベースを介して初対面! ここでは2016年5月12日に行なった生配信イベント「ベース・マガジン×デジマート presents FENDER BAS”S”MENT GARAGE」の模様をレポートするとともに、アメリカン・エリート・ベースの演奏/解説シーンをダイジェスト動画でお届けします! 初対面とは思えない息ぴったりなふたりの“セッション”を改めてお楽しみください。

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JINO×ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)meets Fender American Elite Bass

 世界初のエレキ・ベースがフェンダーから生まれて65年。同社は今なお、革新的かつワールド・スタンダートとなるエレキ・ベースを生み出し続け、楽器シーンのトップを走り続けている。そして2016年、フェンダーが注目すべき最新プロダクトをリリースした。それがアメリカン・エリート(American Elite)シリーズである。本シリーズは1998年の登場以来ロングセラーを誇ったアメリカン・デラックス・シリーズに代わるもので、2016年のNAMMショウにてお披露目された。そのラインナップは、Pタイプ&Jタイプ・ピックアップを1基ずつ搭載したAmerican Elite Precision Bass、American Elite Jazz Bass(4&5弦)、American Elite Dimension Bass IV HH(4&5弦)の5本。ボディ・シェイプの点では同社の伝統を継承しているが、その細部に注目してみると、本器の、ひいてはフェンダーの新たな挑戦が見て取れる。最大の特徴は、第4世代となるノイズレス・ピックアップ、18V仕様の新型プリアンプの搭載だ。まさにフェンダー先進の技術によって開発されただけあり、同社独自のベース・トーンを、よりパワフルに、より使いやすくするための仕様となっている。さらにポジションによってアールが異なるコンパウンド・ラディアス指板、ハイポジの演奏性を高めるジョイント部のヒールカット加工のほか、弦の裏通し機構やストリングス・リテイナーが装着された3弦ペグなど、現代的な意匠を随所にちりばめているのもおもしろい。

はじめましてでセッション!

 そしてこのたび、アメリカン・エリート・シリーズの発表を記念して、ふたりのベーシストによるイベント「ベース・マガジン×デジマート presents FENDER BAS“S”MENT GARAGE」が開催された。場所はフェンダーのベース/ギターが並ぶ都内某所。そこに集ったのが、日野“JINO”賢二とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)だ。意外にも初対面という彼らだったが、リハーサルでベースを持った途端にいきなりセッションが始まってしまうなど、すでに息はピッタリ。そしてそのグルーヴは途切れることなく、そのまま本番がスタート!

 まずは、お互いの印象やプレイ・スタイルについての話。ハマが“会う前からファンキーな人だろうなって伝わってた(笑)”と言うと、JINOが“僕も(ハマの)ノリ方を見て、「あ、グルーヴなんだな」ってすぐわかった(笑)。(世代は違うけど演奏で)充分会話できるからね。それは楽器も同じ。ベーシストでフェンダーが欲しいって思わない人って、地球上にはいないんじゃないかな。(フェンダーのベースは)1951年のプレベから始まって、細かいところは変わってきたけど、根本的なところは変わっていないじゃない。だけど今だにフェンダーはベースの世界ではトップだよね”という発言に端を発し、フェンダーを知り、知識を深めたきっかけ、初めて手にしたフェンダー・ベースについてなどを語り合い、そしてベースを弾くこととは“コミュニケーションだ”と意気投合。世代も育った環境も違うが、音楽、そして楽器を介して一瞬にして理解し合う瞬間は、楽器を弾く者ならば一度は経験したことがあるかもしれない。

日野“JINO”賢二

ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)

American Elite Bassの印象

 そして話題は、件のアメリカン・エリート・シリーズへ。JINOがAmerican Elite Jazz Bassを手に、自身の演奏を交えながら、各コントロールについて説明を始める。JINO曰く“Good bass!”。続いてハマがAmerican Elite Precision Bassを手に、ピックアップの違いによるサウンドの違いをデモンストレーション。そしてJINOとハマのふたりはパッシヴ状態でセッションを始め、同時に両者アクティヴへとスイッチして、その違いを視聴者にもわかりやすく伝えていく。さらにJINOはAmerican Elite Jazz Bass Vをプレイし、“ローとハイがすごくいいバランス”と評する。一方のハマはAmerican Elite Dimension Bass IV HHを弾きながら、“弾いてて楽しい。(ほかのベースでは)出せない音ですね”と、各モデルの魅力を語り合う。そのなかで特にふたりが注目していたのは、18V駆動の新型プリアンプ。両者ともに驚きを隠せない様子だ。

ハマ EQが付いているベースは他社にもあるし、珍しいことでもないんですけど、“いる?”ってくらいの機能だったら、付いているだけムダですよね。ホントはそういう機能がなくて、ストレートな音が一番カッコいいっていう考えのもとに生まれた楽器だから。だけど、ここまで(EQが)キレイに効いて、なおかつピックアップがノイズレスなのは新世代感がありますね。

JINO すごくパワフルだね。ソロをやりたいとか、80’s以降の音が欲しかったらアクティヴにしてハイファイにすればいいと思う。でも楽器自体が良い音してるから、オールドスクールな音が好きな人はプリアンプを使わなくていいかもね。

ジャズベ、プレベ、どっち派?

 そして、すべてのラインナップをひと通り弾き終えたあとは、視聴者からのコメントを拾いながらの質疑応答タイムへ。なかでも“プレベかジャズベ、お薦めは?”という質問はふたりの興味を引いたようで、ハマはそのサウンドの違いとそれぞれの特徴を改めてプレゼン。“まだあまり弾いたことがない人だったら、聴いて好きだと思ったほうじゃないかな”と話しながら、ハマがAmerican Elite Precision Bass、JINOがAmerican Elite Jazz Bassと、ふたりにとって馴染み深いシェイプのモデルを弾き始め、またもセッションへ突入! それぞれバッキングとソロを回しながら、ジャズベではパキっと明瞭なトーン、プレベではパワフルかつ野太いトーンと、初心者にも伝わるよう明確な違いを聴かせてくれる。それに加えてJINOは、“このエリート・シリーズのプレベが良いのは、リアにジャズベのピックアップが載ってるから両方の音が出るところ。ジャズベも、このプリアンプでローを出して、トレブルをカットして、バランサーをフロントに寄せればプレベっぽくなる。やっぱり昔のフェンダーよりバージョンアップしてるよ”と視聴者に向けてアピールした。

 何度も突発的にベース・セッションが繰り広げられるなど、ベーシスト垂涎の豪華なイベントは宴もたけなわ。JINOは“アメリカン・エリート・シリーズが思った以上に良かった。立ち上がりが速くてパッと弾いた瞬間に音が出るからね。すごくお薦め。ベースが好きな人は絶対これを持っていると良いよ”と語り、ハマは“最初はJINOさんと初めて一緒にやれる場で、「初めて触る楽器だから楽しくできなかったらどうしよう……」って思っていたんですけど、全然そんなこともなく。こういうこと(セッション)がパッとできるくらいのポテンシャルを持っている。いろんなところで手が込んでいて、興味津々になっちゃいました”と締めくくった。

 日本において人気も実力もトップクラスのベーシスト、日野“JINO”賢二とハマ・オカモトのプレイを細大漏らさず再生し、その実力で彼らを存分に魅了したフェンダーのアメリカン・エリート・シリーズ。フェンダー・ベース65年の長い歴史とモダニティが融合したそのポテンシャルは、動画を見る限りでも充分伝わっただろう。しかしぜひ一度手に取って弾いてみてほしい。きっとJINOとハマの驚きと気持ちよさの理由がわかるはずだ。

イベント完全アーカイブ動画は下記よりご確認ください!


Fender American Elite Series

 イベントでふたりが演奏したアメリカン・エリート・ベースは以下の4モデル。各モデルについてはデジマートでチェックを!

ベース・マガジン2016年6月号でもアメリカン・エリートを紹介中!

 通巻300号記念となる『ベース・マガジン2016年6月号』でもNEW PRODUCTSコーナーにて、アメリカン・エリート・ジャズ・ベースを紹介しています。また本号は細野晴臣氏の“ベーシストとしての側面”に迫る企画など、スペシャル特集満載の“永久保存版”です。お買い逃しなく!

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■Special Program1
グルーヴ・ベーシストとしての細野晴臣
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製品情報

プロフィール

3rdソロ『JINO JAM』

日野“JINO”賢二
ひの“ジーノ”けんじ●ベーシスト、ソングライター、シンガー、アレンジャー、音楽プロデューサー。東京都生まれ。7歳の時に家族でNYに移り住む。NYのアートスクールへ入学し、同校の卒業生にあたるマーカス・ミラーに影響を受ける。同じ頃、ジャコ・パストリアスに師事。2003年に初のリーダー・アルバム『ワンダーランド』を、2005年に2nd『JINO』を、2014年に3rd『JINO JAM』をリリース。これまで、ボーイズⅡメンや、AI、西野カナなどのサポートを務め、現在はMISIAのツアー/録音に参加している。

OKAMOTO'S最新シングル「BROTHER」

ハマ・オカモト
はま・おかもと●4人組ロック・バンド、OKAMOTO’Sのベーシスト。東京都生まれ。バンド活動の傍ら、星野源、八代亜紀、MIYAVI、ももいろクローバーZなどレコーディング・サポートも多数。ブラック・ミュージックに根ざしたファンキーなベース・プレイを身上とする。また、2013年には日本人ベーシストとして初めてフェンダーとエンドースメント契約を結び、2015年にはシグネチャー・ベース、HAMA_OKAMOTO PRECISION BASS “#4”を発表している。

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