Shun Nokinaが主宰するLeqtiqueより人気モデル、CLHDと方向性を異にするオーバードライブ、Rochechouart（ロッシュシュアール）、通称 Roch（ロッシュ）がリリースされた。コントロールは、ボリューム、トレブル、ゲインに加え、ロー・カット（ミニコン）を備えた4ノブ仕様、近年の潮流であるいわゆる“トランスペアレント系”にカテゴライズできるODペダルだ。製品の特徴について、オフィシャルTwitterでは下記のように言及している。

　“TS系とも、トランスペアレント系とも違う特徴の一つに、他の「オーバードライブ特有の付帯音」の少なさが挙げられます。（基本的に歪みを生み出す時点でのクリーンミックスをファクターに生み出されます）、ブリッジミュートなどをして比較するとすぐにわかる通りかなりスッキリしたサウンドにチューニングしています。それ故に一音一音が、例えば9/9のようなディスクリート物に少しばかり似て、埋もれずに主張してくるようなオーバードライブとなっています。
　純粋に先ずは全てのコントロールを（Gain,Treble,Low-Cut）を12時方向にしていただき、（シングルコイルが特にオススメです）鳴らしていただけるとすぐに下記がどんなサウンドの方向性かご理解いただけると思います”。

　音楽的な中域、スムーズな歪み、モダンな高解像度、高反応性を売りにしたこの新オーバードライブ。ハズレのない同ブランドだけに、まずは入手してその深みを味わっていただきたい。