エピフォンより、初となるアーチトップ・アコースティック・エレクトリック・ギターのラインナップ“Masterbilt Century Collection（マスタービルト・センチュリー・コレクション）”が登場。5機種が発売された。

　1930年代に生産されていたエピフォンのマスタービルト・アーチトップは、音域の広さと温かみのあるウッディーな音色で知られている。その後、ピックアップが発明されると、これらのアーチトップ・アコースティック・ギターに搭載され、エレクトリック・ギターになった。いわゆるピック・ギターが、フルアコに進化した過程だ。今回新たに登場したマスタービルト・センチュリー・コレクションは、そのどちらでもなくエレクトリック・アコースティック仕様になっており、このために設計されたeSonic HDプリアンプ・システムとロー・インピーダンスNanoFlex HDピックアップを搭載。ステージの規模を問わず、リアルなアコースティック・サウンドが楽しめる。ボディ・サイズは3種類で、それぞれ異なるデザインが魅力。トップは縦方向のブレーシング構造を持つソリッド・スプルースで、そのサウンドは弾き込むほどに良くなっていく。また、ヒストリックなヘッド・デザインとエボニーまたはローズウッドの指板にはマザー・オブ・パールがあしらわれ、デュアル・アクションのトラスロッドやボーン・ナット、 ギア比を18：1に改良した1930年代風のレプリカ・チューニング・ペグなど、ルックスも機能も万全。

　「De Luxe（デラックス）」および「De Luxe Classic（デラックス・クラシック）」はラージ・サイズ・ボディ。「Zenith（ゼニス）」および「Zenith Classic（ゼニス・クラシック）」は、ボーカルと相性の良いミッド・レンジに特徴のあるミディアム・サイズ・ボディ。「Olympic（オリンピック）」はスモール・サイズ・ボディとなっている。なお、ビンテージ・スタイルのオリジナル・ハードケースも別売りにて用意されており（※出荷時にはEpiphoneロゴ入りギグバッグが付属します）、「De Luxe Case」は20,000円（税別）、「Zenith Case」は20,000円（税別）、「Olympic Case」は17,000円（税別）。

De Luxe

De Luxe Classic

Zenith

Zenith Classic

Olympic