アンペグの伝統的なトーンをコンパクト・エフェクター・サイズに収めた2機種のストンプ・ボックス「Classic Analog Bass Preamp」「Scrambler Bass Overdrive」が新登場。

　アンペグのベース・アンプと言えば、多彩なジャンルで対応できる幅広いトーンや、太くパワフルな歪みが魅力で、プロのステージやリハーサル・スタジオなどでもよく目にするベース・アンプの定番。「Classic Analog Bass Preamp」は、そんなアンペグ伝統の音色を生み出すプリアンプ・セクションを抜き出したアナログ・プリアンプ。コントロールは、ベース／ミッド／トレブルの3バンドEQに加え、アンペグならではの2つのシェイピング・スイッチ、ウルトラ・ハイ／ウルトラ・ローを搭載。エフェクター同様の使い方はもちろん、パワー・アンプやミキサー、レコーダー、オーディオ・インターフェイスなどの機器にも接続できる。初めて操作するプレイヤーにもわかりやすい、直感的な操作が可能な点も魅力だ。

　「Scrambler Bass Overdrive」は、定番のベース・アンプSVTシリーズのサウンドを継承した、ベース・スクランブラー・オーバードライブ機能を装備。真空管アンプのような太く温かなオーバードライブから、激しく歪むディストーションまで、幅広い歪みを加えることができる。さらに、ドライブ・コントロールと独立して、ドライブ・サウンドと原音のバランスを調整できるブレンド・コントロールも備えているため、深く歪ませても芯のある音色を出力することも可能。バリエーション豊かな歪みを実現する。

　なお、両機種ともトゥルー・バイパス仕様で、内部に-15dBのジャンパー・スイッチを装備し、アクティブ・ベースにも対応。電源は9Vバッテリーのほか、パワー・サプライ（別売）での電源供給も可能となっている。ギグ・バッグのポケットに入るほど小型ながら、金属製フット・スイッチや亜鉛ダイキャストのシャーシを用いているため、耐久性も高い。どこでも手軽に持ち運べて、使用アンプに左右されず好みのサウンドを鳴らすことができる。アンペグ好きはもちろん、あらゆる現場で安定した音作りを行ないたいベーシストにもオススメだ。

Classic Analog Bass Preamp

　

Scrambler Bass Overdrive

　

▲-15dBのジャンパー・スイッチを装備し、アクティブ・ベースにも対応する。