今年1月開催の楽器見本市、The 2017NAMM Showでの参考出品が話題となったKORGのステージ・ピアノGrandstageがついに2017年7月下旬に発売されます。

　アコースティック・ピアノのブラック・ボディを継承しながらフロント・パネルにはヘアライン処理したアルミ素材採用。リア・パネルにはシックな木目を配し、伝統的なピアノと電子楽器の持つ美しさと個性を融合させたようなデザインが特徴的です。

▲ （上段）Grandstage-88、（下段）Grandstage-73

▲ Grandstage-73のリア・パネル

　サウンド面は、ピアノや、オルガン、アナログ・モデリング、PCMなど合計7種類のエンジンを搭載。世界を代表するアコースティック・ピアノを収録した音源「SGX-2」には、新たにサンプリングしたイタリア製グランド・ピアノのサウンドを収録しています。

　演奏頻度の高いピアノ、エレピ、オルガンは右手側の「キーボード・セクション」、シンセやストリングスの音色は左手側の「アンサンブル・セクション」からそれぞれ呼び出すことが可能。また、お気に入りの音色を64個まで登録できるフェイバリットボタンを装備し、500種類のサウンド・プログラムを搭載しながらも、素早くセレクトできる直感的なインターフェースを実現しています。

　そして鍵盤は同社の最高品質を誇るリアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3（RH3）鍵盤を採用。グランド・ピアノと同様に低音部は重く、高音部は軽くなるように重さを4段階に調整されてリアルな弾き心地を体感できます。

▲ 標準装備する譜面台、ペダル（DS-1H）、スタンド（Standard-M-SV）

　さらに専用譜面台とダンパー・ペダルに加え、本製品のルックスにふさわしい新設計のキーボード・スタンド（Standard-M-SV）を標準装備し、ステージ映えもトータル的に意識されたこだわりある製品となっています。