中国のエフェクター・ブランド“Mooer（ムーアー）”より、コンパクトな筐体のスパーク・シリーズが新登場。ペダル前面にはフット・スイッチのみを配置し、インプット／アウトプットやDCジャックだけでなく、コントロール・ノブやモード・スイッチもトップ・マウントにすることで、ステージでの操作ミスやトラブルを抑え、同時にコンパクト化も実現している。8機種とも、特殊な表面処理により高耐久性を実現したフル・メタルによる筐体で、トゥルーバイパス・スイッチを装備。また、エフェクト・オン時のLEDライティングは美しく視認性も高い。

　「Spark Chorus」は、80年代の温かみのあるコーラス・サウンドを再現。コントロールはデプス／スピードに加え、レンジの広いモジュレーションが得られるディープ・スイッチを装備する。「Spark Compressor」は、オプトカプラ素子を採用した、ロー・ノイズでモダンな光学式コンプレッサー。滑らかで、なおかつ強力なコンプレッションを実現している。コントロールはコンプ／ボリュームに加え、より明るくダイナミックなコンプレッションが得られるブライト・スイッチを装備。「Spark Distortion」は、モダンなハイゲイン・サウンドが特徴だ。コントロールはゲイン／レベル／トーンに加え、さらにゲインを上げてきらびやかなトーンを作ることができるブースト・スイッチを装備。

Spark Chorus

Spark Compressor

Spark Distortion

　「Spark Echo」は、最大1000msまでのディレイ・タイムを設定できるディレイ・ペダルだ。コントロールはタイム／ミックス／フィードバックで、さらにディレイ・シグナルのみにかかるリバーブも装備。通常のディレイとリバーブを直列に接続しただけでは得られないサウンドを実現している。「Spark Flanger」は、伝統的なサウンドからモダンなサウンドなど、幅広い効果を誇る。コントロールはスピード／デプス／フィードバックに加え、フランジャーの音色を好みのレンジに固定できるマニュアル・ノブも装備する。「Spark Overdrive」は、ブルースや王道のロックにぴったりなビンテージ・オーバードライブが特徴。アンプで歪みを作る際のブースターとしても最適だ。コントロールはボリューム／トーン／ドライブを装備。

Spark Echo

Spark Flanger

Spark Overdrive

　「Spark Reverb」は、ルームとスプリングの2種類を内蔵したリバーブ・ペダル。コントロールは、ディケイ（リバーブの長さ）／カラー（リバーブのサウンド）／レベルに加え、ルームとスプリングの切り替えスイッチを装備している。「Spark Tremolo」は、ビンテージのチューブ・アンプに搭載されていたようなトレモロ・サウンドを再現。高品質なフォトカプラ素子の採用による、滑らかで温かみのあるトレモロが持ち味となっている。コントロールは、スピード／デプス／トーンを装備。以上、8機種の発売は2017年9月19日（火）を予定している。

Spark Reverb

Spark Tremolo