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  • 手軽にサウンドが録音できるiPhone/iPad専用音楽コミュニケーション・アプリ

Sony Engineering / Jam Studio

Sony Engineering / Jam Studio

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録音経験なしでも簡単にレコーディングができる
音楽コミュニケーション・アプリ、Jam Studio

 今回はSony Engineeringの音楽アプリ「Jam Studio」を使って、録音やミキシング、セッションなどを楽しんでいきたいと思います。このアプリはiPhone/iPadで録音したフレーズや楽曲などをインターネット上に投稿し、さまざまなユーザーと交流ができる「音楽コミュニケーション・アプリ」となっています。操作方法の解説を始め、さまざまな録音ツールを試し、どんな音で録れるのか、どうやったら良い音で録音ができるのか、なども試していきます。
※今回のレビューは有料登録(スタンダードメンバー/月額580円)で行ないました。
App Storeからアプリをダウンロード

 画面中央下の「レコーディング・ボタン」を押すとマイク画面が登場します。まずは声や使用楽器に合わせてインプット・ゲインを調整し、適切な音量で録れるように設定してから録音を開始します。気に入った演奏が録れるまで何度でもやり直しができるので、自信作ができるまで何度もチャレンジしてみてください。録り終えたらエフェクターでサウンドを調整して、そのままアップロード。このように、非常に簡単な流れで録音からアップロードまでができます。

赤丸で囲んだ画面中央下のレコーディング・ボタンを押すと、すぐにレコーディングができる

こちらがレコーディング画面。下のメーターがインプット・ゲインの表示となっており、メーターが赤色になるとクリップしているため、その場合はフェーダーを動かして音量を調整しよう

 録音したサウンドにはエフェクターが使えます(一部有料)。コンプレッサー、イコライザー、リバーブを選択し、納得がいくサウンドに仕上げることが可能です。エフェクターは細かい設定は一切なく、お好みの設定を選ぶだけなので、機材の知識がゼロでも十分使えます。このあたりは録音が初めてという方でも使えるので、うれしい仕様だと思います。さらにボリューム調整やパンをコントロールできるので、宅録に慣れている方にもオススメです。

録音したサウンドはエフェクトをかけたり、ボリュームを調整できたりもする。スタンダードメンバーになることでコンプレッサーとEQの使用が可能になる

必要な情報を打ち込んだら、あとはアップロードするだけ。投稿先のコミュニティや、楽曲の公開/非公開も選択できる

 Jam Studio内には、例えば「ボーカリスト・コミュニティ」、「ギタリスト・コミュニティ」、「ベーシスト・コミュニティ」など数多くのコミュニティがあり、録音した楽曲をどこにアップするのかの選択ができます。自分の趣味や好みにあったコミュニティに楽曲を投稿して、多くのユーザー同士で交流ができます。ほかのユーザーがアップロードしている楽曲に自分でさらに録音を重ねて、交流を深めてみるのもおもしろそうです。

iPhoneの内蔵マイクからオーディオ・インターフェースまで
ユーザーの環境に合わせた録音方法も可能

 今回の録音方法は以下の3種類で行ないました。

・iPhoneのマイクでアコギを録音
・iPhoneに直接接続できるステレオ・マイク(ZOOM/iQ7)でアコギを録音
・オーディオ・インターフェース(Line 6/Sonic Port VX)とアンプ・シミュレーター(BOSS/GT-1)を使ってエレキを録音

 iPhoneの内蔵マイクは性能が良いので十分に良い音で録ることができましたが、気をつけるポイントは入力レベルです。小さすぎたり、大きすぎて歪んでしまうことがないように、インプット・ゲインの設定はしっかりとしたほうが良いでしょう(※マイクを使って音を取り入れる場合には、スピーカーの音を拾わないようにヘッドフォンをお使いください)。iQ7はヘッドフォンで聴いてみるとステレオ感がかなり出ています。そして、楽器の知識がある方はオーディオ・インターフェースを使って、さらにクオリティを上げることも可能だと感じました。
※オーディオ・インターフェースにiRigを使用する場合は、iRigのファームウェアを最新のバージョンにアップデートしてから使用してください。

iPhoneにZOOMのiQ7を接続して録音。Jam Studioはステレオ対応のため、より広がりのあるサウンドがレコーディングできた

エレキ・ギターを録音する際には、エレキ→BOSS/GT-1→Line 6/Sonic Port VX→iPhoneという順番で接続。GT-1で作成したサウンドをレコーディングすることができる

 手軽に録音〜アップロードができ、サウンドも高クオリティなものが録れてしまうJam Studio。単に録音するだけでなく、SNSのようにさまざまなユーザーとセッションができてしまうのも魅力的でした。ほかにも、バンド・メンバーの募集ページや、限定的なメンバーだけでやり取りができるグループ機能(有料)もあり、使い方はどんどん広がっていきそうです。Jam Studio内で人気が出て、そこからプロ・デビューなんてこともひょっとしたら将来あるのではないでしょうか。広がりが未知数なアプリなだけに楽しく遊べそうです。みなさんもぜひ触ってみてください。

◎Jam Studioをダウンロード!

App Store

 2018年4月30日までにスタンダード会員に登録いただくと、登録から半年間、有料機能を無料でお使いいただけるトライアル・キャンペーンを実施中! 課金対象機能のエフェクトやグループ機能などを、この機会にお試しください。

◎Jam Studio公式HP

野村大輔氏が演奏した楽曲をJam Studioで公開中!

 今回の動画内で録音した楽曲をJam Studioで公開中です! ユーザー名を検索して、ぜひコラボしてみてください。また、野村大輔氏も個人アカウントを作成し、オリジナルの楽曲をアップ中ですので、こちらも要チェック!

◎デジマート・アカウント
ユーザー名:Digimart
ID:w5e9g0

◎野村大輔氏アカウント
ユーザー名:野村 大輔
ID:mvefgi

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製品情報

プロフィール

野村大輔(のむら・だいすけ)
1975年、東京都出身。エレキ・ギター、アコースティック・ギターのどちらも得意とし、歌の良さを引き出し曲に溶け込むようなギターアレンジを得意としている。また、幅広いジャンルをカバーしつつもブルースをベースにしたプレイ・スタイルを持ち味としたギタリスト。15歳からビートルズに憧れアコースティック・ギターを弾き始め、その後ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトンなどに影響を受けエレキ・ギターを弾くようになる。様々なバンド活動をしながら10代でギター講師の仕事を開始し、現在ではレコーディング・サポート、ライブ・サポート、作曲、編曲、プロダクト・スペシャリスト、ギター講師、執筆活動など幅広く活動を続けている。

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