Bose S1 Pro+ wireless PA system × 松井祐貴&井草聖二
- 2024/04/25
Seymour Duncan / SILVER LAKE -Dynamic Reverb-
さまざまなダンカン・ピックアップを手がけてきたチームによって、カリフォルニア州サンタバーバラの自社工場で製作されているセイモア・ダンカンのエフェクト・ペダル・シリーズ。今回、新たにリバーブとファズが登場した。
プログラマブル・リバーブ・ワーク・ステーション「SILVER LAKE -Dynamic Reverb-(シルバー・レイク -ダイナミック・リバーブ-)」は、24ビット/48kHzデジタル・エンジンの搭載より高音質を実現。ルーム/ホール/プレート/スプリングという4種類の伝統的なリバーブに、シマー/ゲート/スウェル/ディレイ・バーブという4種類の特殊なモードを含む、8つの美しいリバーブ・アルゴリズムを内蔵している。加えて、豊富なトーン・シェイピング・オプションと、独自のダイナミック・エクスプレッション機能を装備。リバーブ・タイプを選択したのち、ディケイとプリ・ディレイで基本的な音色を作り、ダンプ(空間の広さ)、グリット(リバーブ成分のクリップ)、トゥウィーク(モジュレーションの揺れ、ローパス・フィルター、ハイパス・フィルター)ノブを調整して、リバーブに表情豊かな色を加えていく。さらに、ダイナミック・エクスプレッション機能により、ピッキングの強弱でエフェクトのかかりをリアルタイムでコントロール可能。ハード/ソフトのモード選択と各コントロールの設定によって、無限のバリエーションが得られる。また、マイクロUSBポート経由でアップデーター/ライブラリアン・ソフトウェアに接続し、自身で作成したプリセットをアップデート。世界中のユーザーと共有、ダウンロードすることが可能となっている。なお、入出力ともステレオ対応で、MIDI/MIDIスルー端子も装備。
スーパー・リッチと命名されたファズ・ペダル「LA SUPER RICA -Fuzz-(ラ・スーパー・リカ -ファズ-)」は、60~70年代に人気を博したギタリストが使用していたシリコン・ファズの回路を元に開発。トゥルーバイパス回路や電源のオン/オフを示すLED、ACアタブターも使用できる9V電源の装備に加え、従来のファズにありがちな問題であるボリュームも改良。アンプとのレベル調整もしやすくなっている。そして、中音域のブースト/カットを行なうミッド・レベルと、その周波数を設定するミッド・フリーケンシーというふたつのコントロール・ノブを搭載。さらに、ロー・エンドのフリーケンシーを切り替える3段階のボイシング・スイッチを塔載し、リーン/フラット/ファットの順でロー・エンドが強調される。シングルコイル・ピックアップにはファットまたはフラット、ハムバッカーにはリーンがおすすめということで、ギターのタイプを選ばず、またベースに使用しても効果を発揮する。バンド・アンサンブルの中で埋もれることなく、存在感のあるファズ・サウンドを生み出すことが可能だ。
価格:¥55,000 (税別)
価格:¥28,000 (税別)