エレクトロ・ハーモニックスから、新たなデジタル・リバーブ「OCEANS 11」がリリースされた。本機には11タイプのリバーブが内蔵されており、各音色キャラクターは以下のとおり。

■HALL：広々としたホールをモデルにした、温かみのある音色
■SPRING：1962年製のFender 6G15リバーブ・ユニットのキャプチャー
■PLATE：1960～70年代に使われたような、スムースでブライトなメタルプレート・リバーブ
■REVRS：一般的なリバース・リバーブ
■ECHO：シンプルなデジタル・ディレイとプレート・リバーブを組み合わせたエコー・エフェクト
■TREM：ホール・リバーブのドライ／ウェットの両方にトレモロ・エフェクトをかけた音色
■MOD：リバーブにコーラスやフランジャーなどのモジュレーションを組み合わたもの
■DYNA：スウェル、ゲート、ダッキングのダイナミック系エフェクト3種を切り替えられる、独創的なリバーブ・アルゴリズム
■AUTO-INF：新たに入力された音やコードを検出したときに、現在の演奏を聴きながら新しいリバーブにクロスフェードする独創的なリバーブ
■SHIM：リバーブ音に豊かなオクターブ・シフトのハーモニーを加える
■POLY：2方向のピッチ・シフトで構成された、空間的なポリフォニック・リバーブ

　上記に加えて、ECHO／TREM／MOD／DYNA／POLYについては、中央部にあるMODEスイッチで異なるバリエーションを選択することができる。さらに、内部にはTailsスイッチを装備しており、ペダルをバイパスにした際に、リバーブ音が自然にフェードしていくか、リバーブ音を遮断するかをセレクトできる。また、INFINITE端子に外部フット・スイッチを接続すれば、リバーブ音を無限に生成することも可能だ。