VOXより、ロック・テイスト溢れる初のハーモニカが登場した。創業60年を超えるハーモニカ・メーカーである鈴木楽器の技術を融合させた2タイプで、ハーモニカは別名マウス・オルガンとも呼ばれることから、VOXオルガンの名を冠した「Continental Type-1」と「Continental Type-2」。いずれも10ホールのダイアトニック・モデルとなっている。

　伝統的なブリティッシュ・グリーンが映える「Continental Type-1」は、和音の響きを優先して調律されており、バンプ奏法の多いブルースやロックに適した10ホールのスタンダード・モデル。ボディには天然木繊維と樹脂による合成素材を採用し、温かみのあるサウンドが魅力で、耐久性にも優れている。背面とサイドのサウンド・ホールによって鳴りも良く、絶妙なホールド感と音抜けを実現。VOXが長年培ってきたロック・スピリッツが堪能できる仕上がりとなっている。

Continental Type-1

Continental Type-1

Continental Type-1

　スタイリッシュな「Continental Type-2」は、メロディアスな旋律やバラードでの演奏に適した平均律を採用。ボディはType-1と同じく、天然木繊維と樹脂による合成素材で、背面のカバー開口部から太くストレートな音色を発音。クリアかつ温かみのあるサウンドが特徴となっている。レトロなレッド・カラーがおしゃれで、女性にもおすすめだ。

Continental Type-2

Continental Type-2

Continental Type-2

　なお2機種とも、オリジナルの専用プラスチック・ケースと、演奏後のメンテナンスにも重宝するオリジナル・クロスに加え、ハーモニカ・ソロから始まるビートルズ・ナンバー「Love me do」「From me to you」のイントロ部のスコア譜も付属。初心者にもぜひおすすめしたい、スペシャルなパッケージとなっている。発売は7月下旬を予定。