ハイゲイン・アンプの代表格と言えるディーゼルより、名機「Herbert」のサウンドを自らシミュレートしたペダル型プリアンプが発表された。

　2016年に発売された「VH4 Pedal」、そして2017年に発売された2チャンネル仕様モデル「VH4-2 Pedal」は、定番ハイゲイン・アンプ「VH4」の再現性の高さで大きな話題となった。今回新たに発表された「Herbert Pedal」は、日本国内でもメロコア系を中心に人気の高い「Herbert」のプリアンプ部を再現したもの。「Herbert」と同様、オン／オフの切り替えが可能な “ミッドカット” を搭載し、より鋭利なディストーション・サウンドを直感的に作ることができる。また、ミッドカットがオンのときは “ミッドカット・マスター” でボリューム調節が可能となるため、“ノーマル・マスター” との併用でオン／オフ時の音量差を補正できる。もちろん、あえて音量差を大きくしてリード・ブーストとして使用するのもいいだろう。そして右側のフット・スイッチは、エフェクターとして使用（“TO CLEAN GUITAR AMP IN”から出力）する際にはバイパス・スイッチとして、プリアンプとして使用（“TO POWER AMP IN”から出力）する際にはミュート・スイッチとして機能。左側のフット・スイッチは、ミッドカットのスイッチ。2つのフット・スイッチの機能は外部スイッチからもコントロール可能となっている。発売は9月上旬の予定。今回も大きな話題を呼ぶことになりそうだ。