楽器探しのアシスト・メディア デジマート・マガジン

  • 特集
  • あらゆる場所をライブ会場に変えるPAシステム

Michael Kaneko(マイケル・カネコ)× Bose S1 Pro

Bose / S1 Pro Multi-Position PA system

コンパクトなアンプ内蔵スピーカーに3系統の入力を持つミキサーを備えたS1 Pro Multi-Position PA system。従来のポータブル・アンプとは一線を画したPAシステムであり、“音の良いスピーカー”として、世界中のミュージシャンから人気を集めている。今回はその人気の理由を、シンガー・ソングライター/ギタリストのMichael Kanekoに協力してもらい、実際にカフェにS1 Proを持ち込んでテスト。ムービーを撮影しながら、話を聴いてみた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Michael Kaneko × Bose S1 Pro

Bose S1 Pro Multi-Position PA system

Bose S1 Pro Multi-Position PA system / 価格:78,000円(税別)

デジマートでこの商品を探す

 1台でPAスピーカーとモニター、楽器用アンプ、さらには音楽再生機としても使える小型スピーカー・システム。角度を付けた床置き(縦/横)、テーブルトップ、スタンド・マウントといった4種類の設置状況に合わせ音質を補正するAutoEQを搭載。付属のリチウム・イオン・バッテリーでは最長11時間の駆動が可能。2.5時間での急速充電にも対応する。また、アクセサリーとしてS1 Proを背負って運べるバッグ「S1 Pro Backpack」が加わり、より可搬性が良くなった。

Kaneko’s Impressions:
S1 Proはギターを入力してすぐに良い音が出てビックリしました
これほど音の良いスピーカーならどこでもライブができますね

悩んでいた低域の表現力も入力するだけでOK

 ピエゾ・ピックアップを取り付けたアコースティック・ギターをS1 Proに接続。サウンド・チェックをするKanekoの口からは、思わず「これ、めっちゃいいですね」という言葉が漏れる。

 「僕も昔からカフェやバーでライブをしてきて、いろいろなアンプやPAシステムを試してきたんですが、ギターを挿して、すぐいい音が出るものはなかなか無くて。DIを持ち込んだりEQで調整してきましたが、S1 Proはギターを入力してすぐに良い音が出たのでびっくりしました。これほど音の良いスピーカーならどこでもライブができますね」

 S1 Proには、スイッチひとつでボーカル・マイクやエレアコに最適なEQ処理を行うToneMatchが内蔵されている。ボーカルについてはこれを使用したKanekoだが、あえてギターはToneMatchをオフにしていた。

 「僕の曲はバンドを想定して書いた曲が多いので、弾き語りでもギターでうまくリズムを作るように演奏しています。だから低域が大事なのですが、アコギをピックアップで拾っているためにカリカリとした音になりやすく、いつもその点に難しさを感じていたんです。そうしたらS1 Proは入力するだけで気持ちの良い低域が出てくれて、最高です。ボーカルもギターも、低域をそのまま生かすのか、それともToneMatchですっきりした音にするのかを選んでから、EQで微調整も行えるから、音作りが速い上に簡単だと感じました」

S1 Proのコントロール部。XLR/TRSフォーン・コンボの入力端子の右下にあるのがToneMatchで、ボーカル用ダイナミック・マイクとエレアコ・ギター向けの設定がスイッチ切り替えだけで得られる。ch1&2には2バンドEQとリバーブも用意。ch3はステレオ・ミニまたはBluetooth入力

PAエンジニアが居ない現場でも助かるT4S

 また、今回は、より高度なミキシング機能を搭載した4chミキサー、T4SもKanekoに試してもらった。

 「これだけ小さくて、細かく調整できるミキサーは意外とほかにあまり無いですよね。PAエンジニアが居ない場所でも、手元に置いてサウンド・チェックできるから、自分で卓まで往復する必要が無いのがいい。ライブ中も、ボタン一つでリバーブのオン/オフができるのはすごく楽だと思います」

 最近はステージも次第に大きくなり、カフェ規模でのライブは減ってきたというKanekoだが、最後にこう語ってくれた。

 「それでも先日北海道5カ所を一人で回ったりしたときに、S1 ProとT4Sがあったらもっと良かっただろうなと思います。S1 Proは、ステージでギター用アンプとして使いたいくらい。小さくて軽いのにこの音が出るから、持っていくのも苦になりませんし、設置角度が変えられるのもいいですね」

DSPによる高度なプロセッシングを実現した小型ミキサー、T4Sも今回のテストで用意した。入力は4ch+2AUXで、出力はステレオ+AUX(ステレオ)。プレイヤーの人数が増えた際の拡張用入力としてはもちろん、手元でコントロールできる点はソロ演奏時にも便利だ

Bose T4S ToneMatch Mixer

Bose T4S ToneMatch Mixer / 価格:78,000円(税別)

デジマートでこの商品を探す

 独自の高性能DSPエンジンで、スタジオ品質のEQ、ダイナミクス、空間系エフェクトを装備するコンパクトな4chミキサー。独自のToneMatchによって、あらゆる入力ソースに合わせて音質を補正し、ボーカルや楽器の魅力をナチュラルに引き出すことができる。カメラ用三脚にマウントが可能。8ch仕様のT8S(110,000円)もラインナップされている。

サウンド&レコーディング・マガジン 2018年11月号 発売中!

 本記事は、リットーミュージック刊『サウンド&レコーディング・マガジン 2018年11月号』から転載したものです。表紙巻頭では、ニューアルバム『Ripple Waves』をリリースしたばかりのコーネリアスを大特集。昨年11年ぶりにリリースしたオリジナル・アルバム『Mellow Waves』以降に発表されたトラック、アナログ・シングルのB面、『Mellow Waves』のライブ・テイク、そして他アーティストたちによるリワークなど、今作に収録された楽曲それぞれの制作経緯などを時系列で振り返ってもらうことにより、『Ripple Waves』の世界をひもときます。そして紙版のみの特別付録として、コーネリアスが本誌のために作った「Sonorama 2」収録の5インチ・ホワイト・ソノシートが付属! 見逃せない内容ですので、ぜひチェックしてみてください!

このエントリーをはてなブックマークに追加

製品情報

Bose / S1 Pro Multi-Position PA system

価格:¥78,000 (税別)

【スペック】
●タイプ:マルチポジションPAシステム ●定格出力:60W ●スピーカー・ユニット:2.25インチ・ドライバー×3、6インチ・ウーハー ●入力端子:XLR/フォーン・コンボ端子×2、3.5mmステレオ・ミニ(Bluetooth対応) ●出力端子:フォーン ●対象スペース:1〜50人規模 ●外形寸法:240(W)× 332(H)× 282(D)mm ●重量:7.1kg ●付属品:リチウム・イオン・バッテリー
【問い合わせ】
ボーズ合同会社 カスタマーサービス TEL:0570-080-021 https://probose.jp/product/boses1-pro/
デジマートでこの商品を探す

Bose / T4S ToneMatch Mixer

価格:¥78,000 (税別)

【問い合わせ】
ボーズ合同会社 カスタマーサービス TEL:0570-080-021 https://probose.jp/product/t4s/
デジマートでこの商品を探す

人気記事RANKING

製品レビューREVIEW

製品ニュースPROUCTS